『十二国記』という作品をご存じだろうか。 本屋に通う人であれば、ここ最近どの店に行ってもその広告やブースを見かけたであろう。小野不由美による大人気シリーズで、昨月18年ぶりの新作が発売された。 私の妻もこの作品の大ファンだ。普段は小説なんてのはてんで読まないくせに、なぜか『十二国記』だけは、取り憑かれたようにページを捲り続けている。 「君も小説が読めたんだね」と茶化してみると、「読む価値のある優れた本なら私でも読むのよ」と、なぜだか上から目線でそう宣っておられた。やれやれである。 さて、今日はそんな新シリーズの3巻と4巻の発売日だった。妻は昨日からフラゲを狙って私に本屋を覗きに行かせたりしていたのだが、このシリーズは協定品らしく、どの店も発売日にしか手に入らないようになっていた。 そこで今日、お出かけついでに大きな本屋によった。フロアの数カ所に展示ブースができており、大々的な販売がされてい
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