2018年2月22日のブックマーク (1件)

  • 如月新一「爆破ジャックと平凡ループ」#9-6周目 大事な話の途中だったから|henshu_ckr

    バスの中に執念深い元警官が乗っているということはわかったが、交渉には向いていないようだった。 十二月の風に身震いしながら目を開くと、目の前にはあかいくつバスが停留していた。運転手の顔を見て、またか、と思いながら俺はバスに乗り込んだ。 これで、六周目のバスになる。 警察は頼りにならなかったから、やはり自分の力でバスジャック犯をどうにかするしかない。 乗り込み、運転手に「港の見える丘公園で急ブレーキを踏んでください」と頼む。わけがわからないという顔をされたが、これからバスジャックが起これば、俺の意図を汲んでくれるだろう。 次は菜々子嬢のそばに移動する。さすがにもう、菜々子嬢のコーヒーをよけることはできた。 「あなたたちは駆け落ちをしていますよね?」「どうして知ってるんですか?」「俺は城ヶ崎家に雇われた探偵です。見逃す代わりに、協力してほしいことがあります」「なんでしょう」「町山さん、港の見える

    如月新一「爆破ジャックと平凡ループ」#9-6周目 大事な話の途中だったから|henshu_ckr
    henshu_ckr
    henshu_ckr 2018/02/22
    本日9話目!とうとうループは6周に突入。元恋人の咲子さんをせめて助けたいという主人公の思いは思いがけない方向に・・・.覆面編集者大賞受賞作家、如月新一がお送りするタイムリープ・スペクタル!