日経新聞に掲載された「月曜日のたわわ」の広告について書いた記事で、以下のように書きました。 hepta-lambda.hatenablog.com 「「月曜日のたわわ」は未成年を性の対象として描いた作品であり、日経新聞という社会人をターゲットとした新聞の紙面に女子高生のイラストを用いた広告を載せることは、大人が未成年を性の対象にすることを肯定するメッセージとなるので問題」という意見はある程度同意できます。 ただまあここで言う「ある程度同意できる」というのは「気持ちはわかる」くらいの意味で、やっぱりこの理路を持って「広告の掲載は不適切だった」とは言い切りたくないんですよね。 未成年に対して(読者が)性的な視線を向けることを楽しむ漫画なのは確かなんですが、対象は非実在のキャラクターだし、Aという概念を肯定的に描いているフィクションの広告を載せた媒体は即ち現実でもAという概念を肯定するメッセージ