AACエンコーダやCD/DVDライティングソフトなどで有名なドイツのNero AG社が、MPEGのラインセンシングを行っている団体であるMPEG-LAを提訴した。同社はMPEG-LAが独占禁止法に違反していると主張している(OSNews、本家/.)。 Nero AGはMPEG-LAのパテントプールにおけるライセンシーの一人であり、MPEG-2やMPEG-4 Systems、MPEG-4 Visual、VC-1、AVC/H.264のライセンスを取得している。 Nero AGはMPEG-LAに対して「体験版は販売に含まれない」という解釈が正しいということを書面等で何度も確認していたが、2008年2月、MPEG-LAはその解釈を無視してNero AGに対し体験版におけるライセンス料を不法に請求したらしい。このことが訴えた一番大きな要因であるという。 また、Nero AGの主張よると、MPEG-2