米Intelは米国時間2011年1月31日、1月に出荷を開始した「Intel 6」シリーズチップセットに設計上の不具合が見つかったと発表した。すでに出荷を停止しており、問題を修正したチップセットの生産を始めている。 問題があったのは「Cougar Point」の開発コード名で呼ばれていたチップセットで、第2世代Core iシリーズ(開発コード名「Sandy Bridge」)のCPUを搭載する一部のパソコンに使用されている(関連記事:Intel、Sandy Bridge世代の新Core iシリーズの詳細や価格を正式発表)。Serial ATA(SATA)ポートに問題があり、時間経過とともに性能が低下し、接続するハードディスクやDVDドライブの性能に影響を及ぼす場合があるとしている。CPUに影響はないという。 顧客には2月中にも修正したチップセットの提供を開始し、4月には供給を完全に回復させる