あのダンプ松本が還暦 令和2年8月9日。炎天下の、そして非常事態といっていい状況下での新木場の会場。 女子プロレス界の現役にして伝説のダンプ松本が主催する、かつては仇敵、今は盟友の長与千種との、デビュー40周年記念大会が開催された。静かに、粛々と。 新型肺炎感染の恐れがなければ、観客ももっとぎゅうぎゅう詰めで、飛び交う歓声も紙テープもすごかっただろう。けれどその、緊張感がありつつも落ち着いたのどかな雰囲気も、それはそれで始まる前から祝賀気分にはなれた。 「みなさんとこの日を迎えられて、うれしいです」 「本当に、来てくれてありがとうね」 稀代の悪役レスラー、ダンプ松本。本人曰く、あの女子プロレスブームの中でも1人のファンもなく、日本中から嫌われた悪の権化。 しかしダンプ松本のイベントに喜んで来る観客は、ダンプさ~ん、とはしゃいでいる。 1度は引退したものの、またリングに戻った唯一無二の悪役ダ
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