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ブックマーク / anond.hatelabo.jp (2)

  • 情報の値段:論文誌出版社を学者がボイコット

    2012年2月4日 The Economist 雪崩は、たった一粒の小石によって引き起こされることもある。 1月21日、ケンブリッジ大学の数学者 Timothy Gowers が、 長年に渡ってエルゼビア社の論文誌をボイコットしている理由について、ブログに書いた。 オランダに社を置く同社は、一流誌 Cell や Lancet をはじめとする定期刊行誌を2000誌所有している。 ノーベル賞の数学版とされるフィールズ賞を受賞した Gowers 博士は、この状況を望ましくないと考え、 今回のブログ記事が他の学者もボイコットに参加するきっかけになれば、と望んでいた。 実際、それが起こった。 Gowers のブログに感化されて、数学者 Tyler Neylon がオンライン署名サイトを設置し、 そのサイトを通じて研究者2700人以上(訳注:日語訳執筆時点では5300人以上)が署名し、 自分の研究

    情報の値段:論文誌出版社を学者がボイコット
    hetiima
    hetiima 2012/02/14
    圧倒的優位な立場のはずの体制がたった一人の人間から始まった運動によって覆される。ネット社会と叫ばれて久しい現代ではこういうパターンは意外と多いし、これからも起こりえる。
  • フランダースの犬にまつわる救われない話

    「オチが救われない話」というまとめサイトを読んでいたら、こんな救われない話を知った。 『フランダースの犬』は、アニメとして日人によく知られている。 しかしヨーロッパではほとんど知られていなかった。 もとは1872年発表のイギリスの童話だが、原作者の女性がベルギーの風俗をイギリス人の目で偏見的に描いている。 なにしろ、帝国同士の争いが激しかった19世紀。 イギリス人の心の奥底には、ヨーロッパに対するかすかな敵意が潜んでいる。 「この地方は荒れ果て、人々は不親切で、しかも愛すべき犬を何代にもわたって、激しい労働に不当にこき使っている」 こんなことをずらずらと書いているのだ。 ベルギーを始めとするヨーロッパで人気が出るわけがない。 その上、家イギリスでは、運命に抗わずに教会で死ぬという内容がアングロ・サクソン的に受け付けられなかったようだ。 結局欧米では、誰も見向きもしなくなったというわけだ

    フランダースの犬にまつわる救われない話
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