和民に代表されるブラック企業があるから貧富の差が広がるという主張を散見します。 しかし、それは全く間違っており、実際には逆だと考えます。和民の存在こそが貧富の差の拡大を防いでいます。 貧富の差を一定の範囲内に抑えるためには、生産性の低い人は、生産性の高い人の何倍も働いて埋め合わせなければいけません。 ここに生産性に5倍の開きがある、AさんとBさんがいて、 Aさんは1時間に5000円の付加価値を生み出し、Bさんは1時間に1000円の付加価値を生み出すとします。 ■Aさんの労働状況 1日に8時間働き、4万円の付加価値を生み出しました。そのうち半分の2万円を給与として貰いました。月給にすると40万円です。 →これは、普通のホワイトカラー。健全である。 ■Bさんの労働状況 1日に8時間働き、8000円の付加価値を生み出しました。そのうち半分の4000円を給与として貰いました。月給にすると8万円です