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哲学と映画に関するhharunagaのブックマーク (2)

  • 中井正一『日本の美』 - The Passing

    中井正一『日の美』、中公文庫、2019年(初版1952年)[併録の『近代美の研究』の初版は1947年] 「思想的危機における芸術ならびにその動向」(1932)では、文化の機械化と大衆化が思想の危機をもたらしたという通説が、近代における学問の専門化と職業化――「精神的機械化」――からの帰結として読み替えられる。真理は宗教から抽象されて、それ自体で自律した絶対的かつ純粋なものになったが、それとともに全体性を失って、専門分化してしまった。「科」学の成立だ。芸術もそれと連動して、普遍的な真理を模倣するものから多様な個性を創造するものになり、その形成基盤も技術から天才に移る。学問と芸術におけるこの全体性から多様性への変化を、中井は危機ではなくむしろ協働の新たな可能性の基盤と見なす。 テオドール・リップスの感情移入説で完成された個人主義的な美学の教説を、中井は「組織感」「事実感」「速度感」の三つの新

    中井正一『日本の美』 - The Passing
  • 映画で考える生命環境倫理学 吉川 孝編著 横地 徳広編著 池田 喬編著

    SF映画などのフィクションは、私たちにとって当たり前の現実が、ほかでもありえたことを教えてくれる。映画を思考の手がかりとしながら、気鋭の8人の論者が人間とは何かを問い、生と死、私と他者、心、愛、知、環境、科学技術といった問題を考える。倫理学的に考えるためのヒントが詰まった生命環境倫理学の新しいテキスト。 はしがき[吉川 孝] 序 章 映画とともに思考するとき[吉川 孝] 1 映画は考える 2 映画で考える 3 書における映画作品と倫理学のトピック 第1章 『2001年宇宙の旅』にみる「人間の条件」[信太光郎] はじめに──「地球(大地)の外」に生きるということ 1 「二一世紀のオデュッセイア」は何を歌うのか 2 名と目──ロゴスへの挑戦 3 「幼児」の二義性──人間像の脱構築 おわりに──「考古学」としてのSF 第2章 ナヴィのように「見ることを学ぶ」ことができるか──『アバター』と生命

    映画で考える生命環境倫理学 吉川 孝編著 横地 徳広編著 池田 喬編著
    hharunaga
    hharunaga 2019/04/10
    「SF映画などのフィクションは、私たちにとって当たり前の現実が、ほかでもありえたことを教えてくれる。映画を思考の手がかりとしながら、気鋭の8人の論者が人間とは何かを問い、生と死、…といった問題を考える」
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