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教育に関するhharunagaのブックマーク (72)

  • <書評>『教育勅語と御真影(ごしんえい) 近代天皇制と教育』小野雅章 著:東京新聞 TOKYO Web

    教育は、戦前は天皇絶対で軍国主義、戦後は日教組の影響で平和主義などと単純に整理されやすい。だがその実態は「近代化を推進するリベラルな理念」と「国体論にもとづく復古的理念」との絶えざる相克の歴史だった。 あの教育勅語さえ、保守派と開明派の妥協のなかで成立したものであり、その後も神聖不可侵のようでいて見直し論があったり、補完的な詔勅が出されたりしたほどなのだ。このことは専門家にとって常識でも、一般には十分に知られていなかった。 書は、明治維新から現在まで約百五十年にわたる日教育史をこの相克を踏まえながら、天皇・天皇制との関わりを中心にまとめている。先行研究が豊富で、全体像が見渡しにくい分野だけに、こういう試みはありがたい。 著者は、御真影(天皇皇后の公式の肖像写真)の専門家なので、その扱いの変遷はとくに興味深い。御真影もはじめは軽く扱われていたものの、徐々に絶対に汚してはいけないも

    <書評>『教育勅語と御真影(ごしんえい) 近代天皇制と教育』小野雅章 著:東京新聞 TOKYO Web
  • 『理数探究の考え方』「理数探究」は先の人生で必ず活きる! - HONZ

    今から3年前、2020年度から全国の高校で選択科目「理数探究」が新設された。生徒が問題意識を持ちオリジナルな解決策を探るという新しいタイプの授業だが、教諭が教科書を使って板書しながら教える通常の授業とはかなり異なる。 生徒一人ひとりが問いを立て、クラスで協力しながら情報を集め、議論しながら解決を探るという斬新な試みだ。書はその新科目「理数探究」では何を学び、どのような達成を目指すのか、など豊富な事例をもとに解説する。 分子認知科学を専門とする著者は、東大教養学部などで長年サイエンスコミュニケーションに携わり、高校「理数探究基礎」教科書の編集委員長も務めた。さらに「東大超人気講義録」シリーズの『遺伝子が明かす脳と心のからくり』(羊土社)など一般向け啓発書も数多く執筆する理科教育の第一人者である。 「理数探究」の目指すところは壮大で、ドッグイヤーと言われる変化の激しい現代社会で柔軟に対応でき

    『理数探究の考え方』「理数探究」は先の人生で必ず活きる! - HONZ
  • 「ジョン・デューイ」書評 好奇心が生む遊戯の思想と実践|好書好日

    ジョン・デューイ 民主主義と教育の哲学 (岩波新書 新赤版) 著者:上野 正道 出版社:岩波書店 ジャンル:新書・選書・ブックレット 「ジョン・デューイ」 [著]上野正道 自分の思想を鍛えるには三種類の先達を読み込むことが必要だと私は考える。 一、自己の幹を太く強くしてくれる同根の思想。 二、自己と対立し常に批判してくれる違和の思想。 三、自己の緊張をほぐしてくれる遊戯の思想。 私にとってデューイは三番目の思想家にあたる。彼の柔軟な思想と実践はとても百年前に活躍した人とは思えないところが多い。 ごく普通の人のための哲学と教育を探究した彼の人生とその魅力を伝える書は、膠着(こうちゃく)した現状に絶望する前にまだ考えることが残されていると感じさせる。 たとえば、生活に必要な作業や仕事を積極的にカリキュラムに組み込む実験。シカゴ大学哲学科主任教授のときに、作業室や実験室、台所や堂を設置し男女

    「ジョン・デューイ」書評 好奇心が生む遊戯の思想と実践|好書好日
    hharunaga
    hharunaga 2022/12/25
    “「社会からの要求や経済的な圧力による狭い功利的な見方から解放されて、真に社会的な力と洞察力」を育むという彼の方針は、その正反対を進む現代日本教育に対する根源的批判として読むべき”。著:上野正道。
  • さらなる秘境『防衛大学校 知られざる学び舎の実像』が凄すぎる! - HONZ

    初めてお会いしたのは、読売新聞の読書委員会だった。元・防衛大学校長らしく、動作も物の言い方もあまりにキビキビしておられるのに驚いた。なんでも、以前は中国政治思想史を専門とされる慶應大学法学部の教授だったとか。真っ先に「防衛大学校長にご着任される前からこんなにキビキビしておられたのですか」とお尋ねしたのをよく覚えている。残念ながら、そのお答えは記憶にないのだが。その國分先生から送られてきたのが、この『防衛大学校 知られざる学びの実像』だ。読まなかったらキビキビと叱られそうな気がして半ば義理で読み出したのだが、これがむちゃくちゃに面白かった。 『最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常』が数年前に大人気を博した。芸大らしい超ユニークな学生たちの生態にはえらく驚いた。しかし、芸術家の卵たちならそういうのもありかという気もした。そこへいくと防衛大学校の「秘境感」は東京藝大の比ではない。その知

    さらなる秘境『防衛大学校 知られざる学び舎の実像』が凄すぎる! - HONZ
    hharunaga
    hharunaga 2022/08/27
    「(卒業式で)卒業証書を渡す時に、学校長が親指をピンと跳ね上げて」いるのにも、「帽子投げの後に走り出すのにも理由がある。防大での行為にはすべて理由が存在するという」 ←知りたい!w
  • 都教委が安倍氏葬儀に半旗依頼 「政治的中立に反する行為」の背景にあるものとは…:東京新聞 TOKYO Web

    首都・東京の教育委員会が、安倍晋三元首相の葬儀の日に半旗掲揚を求めていたことが判明した。教育法の「政治的中立」に反する恐れを専門家は指摘するが、少なくとも全国7自治体の教委も同様の要請を行っていた。「弔意は強制していない」と口をそろえる様子から浮かぶのは、子どもや教師の権利に無頓着な教育行政の姿だ。こんな状態で、世論を二分する「国葬」を行って大丈夫なのか。(特別報道部・中山岳、中沢佳子) 先月12日。ある都立高校の教員が出勤すると、学校内にあるポールの中ほどの高さまで揚げられた日の丸が風にはためいていた。安倍氏の葬儀に合わせた半旗掲揚。教員は「特別な人として国を挙げてまつりあげることが、教員や生徒たちに刷り込まれるのではないか」と危ぶむ。

    都教委が安倍氏葬儀に半旗依頼 「政治的中立に反する行為」の背景にあるものとは…:東京新聞 TOKYO Web
    hharunaga
    hharunaga 2022/08/06
    安倍政権下の06年に教育基本法、14年に地方教育行政法が見直され、「政治による教育行政への侵食が安倍政権下で進み、教委が独立性を保てない状況にある」(中嶋哲彦・名古屋大名誉教授)
  • ミシェル・デミュルジェ『デジタル馬鹿』|読書人WEB

    なぜ、を読むのか? Why do we need to read books なぜ、を読むのか?書『読書人カレッジ2022』の執筆者の一人である明石健五は、それを「考えるため」であると言います。 ある未知のものに出会ったとき、そこに驚きと感動が生まれる。そうして、初めて自分なりに思考することができ、それを人に伝えることができるようにもなる。 そういう過程を生きられる人のことを、「知性ある人」というのではないか。では、「知性」を自らのものにするためにはどうすればいいのか。繰り返しになりますが、「読み」「考え」「書く」ことを通してしか感得できないのではないか。 新しい出来事や局面に出会い、答えのない問題を考えることで鍛えられていくものが、確かにある。そういう問題は、すぐれたの中にいくつも見つけることができます。 繰り返し考えることによって、自分の思考を鍛えていく。それによって、今の世の

    hharunaga
    hharunaga 2021/10/18
    「もはやデジタルを逃れて生きる未来は望めない。とすればせめて、依存症にだけは陥らないための訓練を授けておくくらいしか、現代の親が子どもに残してやれることはないのではないか」。評:斎藤貴男。花伝社。
  • 「学校、行かなきゃいけないの?」書評 大切にされない場にはいないで|好書好日

    学校、行かなきゃいけないの? これからの不登校ガイド (14歳の世渡り術) 著者:雨宮処凛 出版社:河出書房新社 ジャンル:社会・時事 学校に行かなくても、選択肢は意外にたくさんある。フリースクール、学習支援、心の専門家…。学校から遠ざかった人々、学校のあり方に疑問を持って独自の取り組みを始めた人々にイン… 学校、行かなきゃいけないの? これからの不登校ガイド [著]雨宮処凛 日では近年、小学校から大学にいたるまで、不登校の人口が増えている。少子化にもかかわらず、小中学生だけで全国に一八万人いるとされる。書は、不登校の実情を、当事者、保護者、支援者などの多彩な体験談を通して示している。著者自身も、学校に行くことが極めて苦痛で、未(いま)だに「後遺症」が残っているという。ちなみに私も、幼稚園で「登園拒否」をし、小学校でも登校はしたが、二年間口をきかなかった。それでも何も問題はなかった。た

    「学校、行かなきゃいけないの?」書評 大切にされない場にはいないで|好書好日
    hharunaga
    hharunaga 2021/04/13
    “ちなみに私も、幼稚園で「登園拒否」をし、小学校でも登校はしたが、二年間口をきかなかった。それでも何も問題はなかった。ただ、それは後遺症として今も残っているが”(柄谷行人)。著:雨宮処凛。
  • キャリア志向の女性が抱える「内なるマギー」|北村紗衣さん(武蔵大学准教授)|文藝春秋digital

    の大学の最高峰「東京大学」に初めて女子が入学したのは1946年のこと。時代と共に歩んできた「東大卒の女性たち」の生き様に迫ります。第7回は、武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授で、シェイクスピア・舞台芸術史・フェミニズム批評が専門の北村紗衣さん(2006年、教養学部卒業)です。 日頃からツイッターで積極的に発信している北村さんが、呉座勇一・国際日文化研究センター(日文研)助教から誹謗中傷を受け、メディアで大々的に報じられたこと、「東大男子問題」への受け止めについてもお話を伺いました。/聞き手・秋山千佳(ジャーナリスト) (※この記事の取材日は、前半が2月26日、後半が3月27日です) 北村紗衣さん◆ ◆ ◆ ――北村さんのご著書『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』に、「内なるマギー」という言葉があります。マギーとは、英国史上初の女性首相となった“鉄の女”ことマーガレット・サッチャー。

    キャリア志向の女性が抱える「内なるマギー」|北村紗衣さん(武蔵大学准教授)|文藝春秋digital
    hharunaga
    hharunaga 2021/04/03
    共学出身者でも東大に入ったらほとんど男子なので、男子校カルチャーになってしまう可能性はありますね…。ちなみに、東大等に女子が少ないのは、女子の浪人を親が許さないとかも関係あるかも。
  • 「『考える、書く、伝える 生きぬくための科学的思考法』は、大学生にとってのバイブルだ!」というようになってほしいぞ(著者談) - HONZ

    「『考える、書く、伝える 生きぬくための科学的思考法』は、大学生にとってのバイブルだ!」というようになってほしいぞ(著者談) なんやかんやで25年間も大学教授をやってきました。定年までカウントダウンになって、あらためて、大学って何をするところなのかと考えることがよくあります。ひとことで言うと、学問をする場、でしょうか。あるいは、昨今の大学をとりまく状況を考えると、「そうあるべき場」と言ったほうが正しいかもしれません。 大学の二大ミッションは教育と研究です。ならば、学問=研究+教育かというと、少し違うような気がします。研究はさておき、教育の定義はいくつもあります。私がいちばん好きなのは、「教育とは、学校で学んだことをすべて忘れたあとに残るものをいう」というアルバート・アインシュタインの名言です。 大学における教育とは、学問をつぎの世代に受け継ぐのを目的とすべきであることは間違いありません。し

    「『考える、書く、伝える 生きぬくための科学的思考法』は、大学生にとってのバイブルだ!」というようになってほしいぞ(著者談) - HONZ
    hharunaga
    hharunaga 2021/03/22
    “私がいちばん好きなのは、「教育とは、学校で学んだことをすべて忘れたあとに残るものをいう」という…アインシュタインの名言です”(仲野徹)
  • 『東大という思想: 群像としての近代知』(東京大学出版会) - 著者:吉見 俊哉 - 村上 陽一郎による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    著者:吉見 俊哉出版社:東京大学出版会装丁:単行(360ページ)発売日:2020-08-24 ISBN-10:413020159X ISBN-13:978-4130201599 内容紹介: 「建学の理念」不在の東大.その姿は,国家の学を担わされながら,欧米の近代知と日・アジアという足元の間で格闘してきた群像によって描かれざるを得ない.医学,工学,社会学,政治学,経済学ほか,一線の研究者が自らの始祖たちの像の素描に取り組んだ論文・エッセイ集. 教養学部が大学を方向付けた良くも悪くも、東大は、日における最初の近代的大学として発足以後、日社会のなかに、ある種の場所を占め続けてきた。イギリスの有力誌<THE>の発表する昨年発表の世界大学ランキングでは、取りあえずは日のトップに置かれている(三六位、京大は六五位、上位六位まではすべて国立大学法人)。そのブランド形成の歴史を振り返りながら、単

    『東大という思想: 群像としての近代知』(東京大学出版会) - 著者:吉見 俊哉 - 村上 陽一郎による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
  • 「大学という理念」 教師・学生の共同体と「場」の未来 朝日新聞書評から|好書好日

    ISBN: 9784130530927 発売⽇: 2020/09/29 サイズ: 19cm/266,4p なぜ、大学が問題なのか。「人文社会系は役に立たない」は当か。大学院教育の未来形はどこにあるのか−。危機の中で思考する渾身の大学論。2010〜2019年に、様々な媒体で発… 大学という理念 絶望のその先へ [著]吉見俊哉 書は、著者が長年取り組んできた、日における大学の諸問題に関する論考を集めたものである。その題が「大学の理念」ではなく、「大学という理念」であることに注意すべきだろう。つまり、大学がそれ自体、理念なのだ。たとえば、西欧では、大学は、封建社会の「間」にあった自由都市において、封建諸勢力に対抗する教師と学生の協同組合として生まれた。つまり、大学(ウニベルシタス)は「組合」という意味である。 一方日では、古来大学は、外国の先進的な学問や技術を教え、国家を運営するエリート

    「大学という理念」 教師・学生の共同体と「場」の未来 朝日新聞書評から|好書好日
    hharunaga
    hharunaga 2020/11/24
    “大学(ウニベルシタス)は「組合」という意味である。一方日本では…、例外的に、幕末に福沢諭吉などによって作られた「塾」は、教師と学生の共同体として、ウニベルシタスに近いものであった”(柄谷行人)
  • 教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている(田上 孝一) @gendai_biz

    マルクスが「歴史の遺物」だった時代 かつて小耳に挟んだ話であるが、ある日人イスラム教徒がいて、その人は2001年9月11日の、あのビルアタックを機に入信することになったそうである。 当時イスラム教に対する偏見は凄まじく、アジテーターだったオサマ・ビンラディンは悪魔の名に等しいものとして、日国内でも受け止められていた。そのようなご時勢だからこそ逆にその人は、イスラム教というのが当にそんなに酷い宗教なのかと興味を持ったそうである。 結果ミイラ取りがミイラになって、入信することになった。勿論テロリズムに賛成したからではなく、その教えの実際が世間で広められていたイメージと余りにもかけ離れたことに驚きつつ、イスラム教の教えに賛同したのだった。 この話を聞くと、どうしても他人事とは思えない。それは私とマルクスとの関係と重なるところがあるからである。 私が大学を卒業し、哲学研究を志して大学院に入学

    教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている(田上 孝一) @gendai_biz
    hharunaga
    hharunaga 2020/07/04
    “「貧乏人の子沢山」…。最低限の暮らししかできなくても、なお多数の子供を養えるのが、在りし日の労働者だった…。ところがワーキングプアはもはや子供自体がどうあっても持てないほど貧しい”
  • 『デジタルで読む脳 X 紙の本で読む脳 「深い読み」ができるバイリテラシー脳を育てる』 - HONZ

    20世紀後半に発達したデジタル技術読書の形態を大きく変え、電子ブックを身近なものにした。では、紙のから電子ブックへの転換は、人間の情報収集と脳の働きにどのような変化を生むのだろうか?そうした疑問に明快に答える啓発書が出た。 確かに電子ブックと紙のの両方に長所・欠点がある。電子ブックはどこでも読めるし、蔵書のスペースも不要だ。だから一気に広まったが、紙のが駆逐されたわけではない。 紙のは子供の「深い読み」を育むから、教育から絶対に外すことはできない。「他人の視点に立ち、その気持ちになるという行為は、深い読みプロセスのもっとも深淵で、あまり知らされていない貢献」(書、61ページ)なのである。 著者は字を読む脳(読字脳)を研究する発達心理学者で、読書が脳をどう変えるかを論じた前著『プルーストとイカ』(インターシフト)は国際的にも評判となった。 書では、紙とデジタル双方の良い点を活用

    『デジタルで読む脳 X 紙の本で読む脳 「深い読み」ができるバイリテラシー脳を育てる』 - HONZ
    hharunaga
    hharunaga 2020/06/17
    “かけがえのない「読書脳」が失われる前に、著者が提案する「深い読みができるバイリテラシー脳」を育成するには、その元にある身体機能の回復も考慮しなければならない”
  • 悪意ないハラスメントに潜む偏見と差別、京大熊野寮「加害者にならないために」7カ条を読む - 弁護士ドットコムニュース

    悪意ないハラスメントに潜む偏見と差別、京大熊野寮「加害者にならないために」7カ条を読む - 弁護士ドットコムニュース
    hharunaga
    hharunaga 2020/04/26
    「新型コロナウィルスが蔓延している今だからこそ、日頃からある差別とか社会的な抑圧とか貧富の格差とかに自覚的である必要があるし、変えていく必要があると思います」
  • 加計学園「不正入試」疑惑 不合格の韓国人受験生は筆記試験トップだった | 文春オンライン

    「週刊文春」3月5日(木)発売号が報じた加計学園・岡山理科大学獣医学部獣医学科の推薦入試における不正疑惑。今回、新たに取材班が入手した資料によると、不合格となった韓国人受験生の一人は、筆記試験でトップの成績にもかかわらず、面接点が0点のため、不合格となっていたことがわかった。 不正入試が疑われるのは、日人受験生と同一基準で行われるはずの「推薦入試A方式」(以下、「A方式」)。志願者69名のうち韓国人受験生は8名。実際に受験した7名が面接で一律0点とされ、全員が不合格となっていた。「A方式」での合格者は計24名だった。 「A方式」は、2科目の筆記試験と面接試験、それに高校等での成績を反映した評点平均値、それぞれ50点の計200点満点の試験だ。外国人受験生の場合、評点平均値は一律35点で計算されるため、実質的に筆記と面接での点数が合否を分けることとなる。 今回入手した資料によると、全受験者の

    加計学園「不正入試」疑惑 不合格の韓国人受験生は筆記試験トップだった | 文春オンライン
    hharunaga
    hharunaga 2020/03/11
    「筆記試験の上位20位以内に5名の韓国人受験生がランクイン…。いずれ…も面接試験では0点とされ、不合格」 ←酷すぎ。ちなみに、加計孝太郎理事長こそ、面接で0点になりそうな顔ですね(違)
  • 韓国人受験生を全員不合格 加計学園獣医学部に「不正入試」疑惑 | 文春オンライン

    2017年、52年ぶりに新設が認められた学校法人加計学園、岡山理科大学の獣医学部。昨年11月16日、愛媛県今治のキャンパスで獣医学科の推薦入試が実施されたが、同学科が韓国人受験生全員の面接試験を一律0点とし、不合格にしていたことが「週刊文春」の取材で分かった。複数の職員が、証拠となる内部文書とともに明かした。 加計学園の幹部職員、武田晶さん(仮名)が怒りを滲ませる。 「A方式の推薦入試を受験した韓国人受験生8名全員が不合格となっています。A方式の推薦入試は、学科2科目と面接試験、高校での成績を反映した評点平均値、各50点、計200点満点で採点されます。驚くべきことに、韓国人受験生全員の面接試験での点数は0点。なかには面接で10点でも取れれば合格点に達する受験生もいる。これまで面接試験で0点というのはほとんど見たことがありません。公平公正を重んじなくてはいけない入試で、国籍差別が行われている

    韓国人受験生を全員不合格 加計学園獣医学部に「不正入試」疑惑 | 文春オンライン
    hharunaga
    hharunaga 2020/03/04
    外国人から受験料だけ取って試験は落とす、といったこれが、安倍政権の言う「インバウンド」ビジネスなんでしょうねw
  • 『京大吉田寮』(草思社) - 著者:平林 克己,宮西 建礼,岡田 裕子 - 武田 砂鉄による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    100年後もここに集う。吉田寮の”今”を伝える、写真によるドキュメント。1913年竣工、現存する日最古の学生寮、京都大学吉田寮寄宿舎。学生自治寮として長い歴史をもち、また建築物として… 100年後もここに集う。 吉田寮の”今”を伝える、写真によるドキュメント。 1913年竣工、現存する日最古の学生寮、京都大学吉田寮寄宿舎。 学生自治寮として長い歴史をもち、また建築物としても価値をもつ吉田寮と、 そこに生きる寮生たちの”今”、この時をとらえ、伝え記録する。 「吉田寮の魅力について寮生に尋ねると、てんでばらばらな答えが返ってくる。 家賃が安い こと、友達ができること、規則が緩いこと、上下関係がないこと、 がいること、貴重な 建築であること、歴史があること、趣味に没頭できること。 きっと人の数だけ住む理由が あるのだろう」  文より ひたすら思索を積み重ね、言葉を紡いだ生活の証し1913

    『京大吉田寮』(草思社) - 著者:平林 克己,宮西 建礼,岡田 裕子 - 武田 砂鉄による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
    hharunaga
    hharunaga 2020/02/17
    “暮らしが切り取られた写真集。…「対話も自由もなければそれは京大ではない」「仮装決起」…などなど、写真をめくると、ありとあらゆるところにさまざまな貼り紙がなされている”
  • 東京新聞:大学改革の迷走 佐藤郁哉(いくや)著:Chunichi/Tokyo Bookweb(TOKYO Web)

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    hharunaga 2020/02/16
    “見えてくるのは、企業経営ノウハウの大学行政に対するきわめていいかげんな応用だ。…文科省の目標設定があまりにポエム的なため、その達成は「評価」しようがなく、「改革のための改革」の無限ループは閉じる”
  • 日本の〈文系大卒男性〉から失われはじめた「リベラルさ」(渡辺 健太郎) @gendai_biz

    リベラルな大卒層」という期待 今年4月、東京大学入学式での、上野千鶴子氏の祝辞が話題を呼んだ。 あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。*1 大学を卒業している人々=大卒層が、就職や賃金など、さまざまなライフチャンスにおいて有利であることは、これまで多くのデータによって示されてきた*2。しかし、最近も話題になったように、大学進学の機会は必ずしも万人に平等に開かれているわけではない。生まれた地域や家庭環境など、学歴獲得レースの「スタートライン」には違いがある。 だからこそ、大卒層が、自分自身の関わったアンフェアなレースとその結果からなる格差社会にまで、関心や視野を広げるとするならば、それは望ましいことだといえるだろう。 こうした視野の広さ

    日本の〈文系大卒男性〉から失われはじめた「リベラルさ」(渡辺 健太郎) @gendai_biz
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    hharunaga 2019/12/30
    “大学には、個人にとっての有利さをもたらすことだけではなく、公正な社会、新しい社会を見通す人材を世に送り出すことも期待されている。…その担い手がリベラル・アーツ(人文学・理学・芸術学)である”
  • 「教える」から「助ける」へ 作家・詩人 松浦寿輝 - 日本経済新聞

    NIKKEI Primeについて 朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

    「教える」から「助ける」へ 作家・詩人 松浦寿輝 - 日本経済新聞
    hharunaga
    hharunaga 2019/12/22
    “(ネット時代の)これからの大学教師の役割は、知識や技術を「教える」ということよりもむしろ、学生がそれらを通じて自分自身を発見してゆくのを「助ける」ということになってゆくのではないか”