2月4日のツイートをするに当たり2点を塩野義側に確認しました。①データに基づいてこう云う表現で間違い無いか ②公知の事実であるか、です。①はその通り②は既に予算委員会で質問がなされている、との事でした。(1/3)
はじめに 『現代思想 フェミニズムの現在』に収録されている千田さんの論考「『女』の境界線を引き直す―『ターフ』をめぐる対立を越えて」を読みました。いろいろと問題を感じましたが、それ以前に非常にわかりにくかったので、その点について簡単にまとめておきます。 千田さんの論考についてはすでにトランス当事者の方が千田さんの論考に対しておかしいと感じる点を丁寧にまとめているブログがあるので是非読むことをおすすめします。 snartasa.hatenablog.com 千田さんご自身はこのブログを「誤読だ」と言っています。 note.com けれど、以下述べていくように、私は千田さんの論考は構成も内容も決して明確ではなく「正読」が何であるのかを掴むのが大変に難しいと思うので、特に当事者の方がトランスフォビックに感じられる点を強く受け取めるのはある意味当然のことではないかと思っています。 主題設定について
以下、この記事を書くにあたり目を通した論考・ブログなど。 千田有紀「「女」の境界線を引きなおす:「ターフ」をめぐる対立を超えて」『現代思想3月臨時増刊号(総特集)フェミニズムの現在』 千田有紀「「女」の境界線を引きなおす:「ターフ」をめぐる対立を超えて」(『現代思想3月臨時増刊号 総特集フェミニズムの現在』)を読んで - ゆなの視点 未来人と産業廃棄物――千田先生の「ターフ」論文を読んで|夜のそら:Aセク情報室|note 「性暴力被害にあったから男性の身体が怖い。だから女子トイレを使ってほしくない」という言葉。 - Togetter 「女」の境界線を引き直す意味-『現代思想』論文の誤読の要約が流通している件について|千田有紀|note ※初出時タイトルでは「誤読の要約」ではなく「虚偽の要約」 千田氏の応答に対して - ゆなの視点 トランスジェンダーのトイレ使用の在り方に関する、賛否両論の議
『現代思想 3月臨時増刊号』に掲載された千田有紀「「女」の境界線を引きなおす:「ターフ」をめぐる対立を超えて」を読みました。2月20日にゆな氏がブログに当該論文への批判を掲載し、2月22日には千田氏がnoteにてそれに対する再批判、「「女」の境界線を引き直す意味ー『現代思想』論文の誤読の要約が流通している件について」と題する記事を掲載しました。再びゆな氏がこれに対する応答を更新しています。 千田有紀「「女」の境界線を引きなおす:「ターフ」をめぐる対立を超えて」(『現代思想3月臨時増刊号 総特集フェミニズムの現在』)を読んで - ゆなの視点 「女」の境界線を引き直す意味-『現代思想』論文の誤読の要約が流通している件について|千田有紀 千田氏の応答に対して - ゆなの視点 私は千田氏の論文、ゆな氏による批判、ゆな氏の批判に対する千田氏からの再批判に目を通しました。千田氏によればゆな氏の批判は誤
(査読のない商業誌である『現代思想』に掲載されるのは「論文」ではなく「論考」だろうというご意見をいただきました。こういう文章をどう呼ぶべきかわからず「論文」と書いてしまいましたが、そのために誤った印象を与えてしまったかもしれません。申し訳ありません。) この記事では、『現代思想3月臨時増刊号』に掲載された千田有紀氏の「「女」の境界線を引きなおす:「ターフ」をめぐる対立を超えて」を取り上げ、ひとりのトランス女性としての視点から批判します。いろいろと語りたいことがあるのですが、以下ではまず第一節で、千田氏の基本的な議論を要約し、その範囲に焦点を絞って反論をします。千田氏の論文の概要を知りたいだけという方は、ここだけ見ていただければ結構です。第二節では、詳細に千田氏の議論を検討し、どこでどのような問題が生じているのかをかなり細かく見ていこうと思います。第三節はおまけ的な内容で、そこではこの論文が
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