『ラズ語トルコ語辞典』は2072ページ、重さ3.4キロの大冊。出版まで40年以上かかったのは、ただ研究や執筆に時間を要したからではないという。

本件について再審開始を決定した令和5年3月の東京高裁決定には、重大な事実誤認があると考えましたが、憲法違反等刑事訴訟法が定める上告理由が見当たらない以上、特別抗告を行うことは相当ではないと判断しました。他方、改めて関係証拠を精査した結果、被告人が犯人であることの立証は可能であり、にもかかわらず4名もの尊い命が犠牲となった重大事犯につき、立証活動を行わないことは、検察の責務を放棄することになりかねないとの判断の下、静岡地裁における再審公判では、有罪立証を行うこととしました。そして、袴田さんが相当な長期間にわたり法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも配意し、迅速な訴訟遂行に努めるとともに、客観性の高い証拠を中心に据え、主張立証を尽くしてまいりました。
コロナ禍での文化芸術活動を支援する文化庁の補助金制度で、ある団体が企画したイベントが不交付の決定を受けたことを巡り、民事訴訟に発展している。経緯をたどると、文化芸術への公的補助金が「あいまいな基準」で選別されるリスク、また行政の行き過ぎた対応に歯止めをかけるはずの「行政不服審査制度」が軽視されている実態が浮かんだ。(太田理英子) 「政治的または宗教的な宣伝意図のある活動とみなされたため」。2023年1月、芸術団体の代表、小川正治(しょうじ)さん(57)=東京都=の元に届いた助成元からのメールには、不交付理由についてそれ以上は書かれていなかった。「これでは何が問題なのか分からない。納得いかない」 小川さんが補助金申請をしたのは、文化庁の新型コロナ対策事業「ARTS for the future(アーツ・フォー・ザ・フューチャー)!2」。文化芸術団体などを対象に、2022年中の公演や展覧会に補
現行の健康保険証の廃止がどのように決まったのか、その決定経緯が分かる記録を政府が残していなかったことが、東京新聞の情報公開請求や関係者への取材で分かった。 事実上のマイナンバーカード取得義務化にも等しい大きな政策転換だったにもかかわらず、政府内でどのような議論があったのかブラックボックスになっている。(マイナ保険証取材班・戎野文菜)
藤井聡太王位(21)=竜王・名人・叡王・王座・棋王・王将・棋聖=の7日の就位式で、涙を拭って壇上に上がった人がいた。藤井王位に祝辞を寄せた作家の大崎善生さん(65)だ。 およそ20分間にも及んだ祝辞で語られたのは、大崎さんが声を失うことになったステージ4の咽頭がんによる声帯摘出手術と6カ月に及んだ入院生活、そして、闘病の支えになった藤井王位の挑戦のことだった。
東京都の非正規公務員として働くスクールカウンセラー(SC)250人が、今年1月に「雇い止め」の通知を受けた。出産後まもなくSCの職を失った女性(36)は「都が大量リストラをしたことは怖い。次世代が不安になる出来事」と話す。7日の都知事選投開票を前に、SCの雇用安定や、生徒らが安心して相談できる環境を望む声を上げた。(畑間香織) 「卒業するまでいてほしかった」「いなくなったら困る」。都SCの公募試験で不合格だった女性は、3月でいなくなると生徒たちに伝えると、このような言葉をかけられた。雇い止め撤回を求めるオンライン署名に協力する保護者もいた。2015年度から働き、同時に3校を任されたこともあった。「自分が大事に築いた環境を終わりにしないといけないのは、苦しかった」と振り返る。
イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘が始まってから半年超。ハマスの奇襲を受けた際に世界からイスラエルに寄せられた連帯の声は、パレスチナ自治区ガザでの民間人犠牲者が増えるにつれて小さくなった。孤立を深めるイスラエルの国内では、ガザへの侵攻に対する批判を抑え込む動きも見られる。交流サイト(SNS)で戦闘中止を訴えて逮捕されたイスラエルの男性に、オンラインで話を聞いた。(福田真悟)
4日の参院予算委員会では、自衛隊の戦車やミサイル生産を受注する三菱重工業が自民党に政治献金し、経営幹部が政策に影響を与える防衛省の有識者会議のメンバーを務めていることを巡って、質疑が繰り広げられた。立憲民主党の辻元清美氏は、利害関係者を有識者会議に入れるのは控えた方がいいと追及。岸田文雄首相は「寄付によって左右されるものではないと考えている」と述べ、問題ないとの認識を示した。(川田篤志) 辻元氏は、防衛省、自衛隊の元幹部や大学教授ら計17人で構成する「防衛力の抜本的強化に関する有識者会議」のメンバーに三菱重工の宮永俊一会長を選んだ政府の対応を問題視。「防衛省と利害関係者じゃないか。企業のためにも利害関係者は入れない方が良い」と指摘した。首相は「実際に防衛産業に関わっている方から意見を聞くのは不自然ではない」と主張した。 防衛力の抜本的強化に関する有識者会議 2022年12月に閣議決定した国
性自認に悩む8歳の子どもの心を繊細に描き出し、主演のソフィア・オテロが9歳でベルリン国際映画祭最優秀俳優賞を受賞した「ミツバチと私」(1月5日公開)。家族の葛藤も丹念に織り交ぜられ、スペインのエスティバリス・ウレソラ・ソラグレン監督(39)は「主人公に対するそれぞれの見方が違う理由を探ることも、この映画の試みのひとつだった」と語る。 アイトール(オテロ)は学校も、母親アネ(パトリシア・ロペス・アルナイス)が選んだ服も、ココという愛称も嫌い。性自認が分からず「自分は変なのではないか」とひとりで悩み、友だちや家族とぶつかってしまう。夏、父親をフランスに残して母親ときょうだいとスペイン・バスク地方で過ごすことになり、豊かな自然や養蜂場を営むアネの叔母との出会いによって少しずつ心を開いてゆく。
自民党の最大派閥・安倍派(清和政策研究会)が、政治資金パーティーを裏金づくりに利用していた疑惑で東京地検特捜部の捜査が進んでいる。この問題で、地検への告発を続けてきた神戸学院大の上脇博之教授が本紙の取材に応じた。政治にカネがかかりすぎる現状の抜本的な見直しが必要だとして「政党助成金、企業献金、パーティーの全廃」と「政策本位で当選する仕組み」の実現を訴えた。(聞き手・望月衣塑子) 告発の契機は昨年11月の「しんぶん赤旗」の記事だった。2018年から20年までに、安倍派など5派閥の政治団体の政治資金収支報告書に計約2500万円の不記載があったと報道。これは、各業界がつくる政治団体のパーティー券購入などの支出を調べ、それと派閥の収入を一個一個照らし合わせないとだめで、かなり地道な作業だったはず。よくここまで調べたなと感心した。 この際に赤旗からコメントを求められたこともあり、18~21年の4年間
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く