700gで生まれた我が子は、2・3歳頃から6歳の現在までずっと1~2歳程度発達が遅れていると言われ続けてきた。生まれが小さかったからそれは仕方ないとして、就学猶予を考えるようになった。けれど、いざそれを相談すると、障害児支援センターの医師も、就学相談支援センターの人も誰もが反対する。曰く、「就学猶予をすると、どうしても社会性に問題が生じる」と。 周りはみんな1つ下で、自分だけが1つ上という環境は、子供の中に違和感やコンプレックスを生じさせるし、社会性というのは、環境よりも年齢に依存して成長するものだから。 「たとえばアメリカでは就学猶予って多くはなくとも、それなりにあるものと聞いたんですが」「しかし、お勧めはできません。問題が出ているケースもたくさんあります」「1学年下でも、生活している内に慣れることはないのでしょうか」「ますますコンプレックスが強くなります。年齢が違うのですから。それに、