はてなで営業として働き始めて100日以上経過した。 大した能力のない僕が、どんな力を身につけるべきか、そんなことを考えながら、これまで働いてきた。 そんな僕だが、実は入社二ヶ月目でほたて賞をゲットした。*1 同期の中では早い受賞だったが、表彰され嬉しい反面、僕は苦悩に沈んでいた。 なぜなら、僕の名前はあるが、ほとんど他の先輩のおかげだったからだ。 自分の担当しているプロジェクトの中で、僕に圧倒的に欠けていた自分の力を補ってくれた。 先輩にはあって、自分にはないもの。 それははてなだけでなく、どこの会社でも求められるある一つの力である。 それは、『ディレクション能力』である。 (とドヤ顔で言うものの、ドヤ顔で言うほどではない) 「ディレクション能力」とは 「ディレクション能力」とは、言い換えれば「進行」の力。 つまりあるプロジェクトを進める中で、どう進めれば一番効率よく成果を出せるかを考え、
多くの人が力をあわせる「チーム」が仕事を進める上で重要なことは何か、Googleの社内チームを研究して見えてきた重要なポイント5つがまとめられています。 re:Work - Guide: Understand team effectiveness https://rework.withgoogle.com/guides/understanding-team-effectiveness/steps/introduction/ ◆何が「チーム」を定義づけているのか 「効率の高いチームを作るものは何か?」と問いかける際に重要なのが、そもそも「チームとは何か?」を認識することであるとのこと。メンバーであること、関係性、そして個々人の責任について明確にすることで、チームの効率性は大きく向上するといいます。 その中で意識すべきなのが、「ワークグループ」と「チーム」の違いを認識すると言うこと。この2つは
ミズーリ州の救急病院、セント・ジョンズ地域医療センターは、手術室の問題を抱えていました。 32の手術室で年間3万件の外科出術が行われていて、急患が出ると午前二時に手術するほどでした。 この のっぴきならない状況は、常に予定に追われて、「いつも時間がない人」の場合とよく似ています。 この病院の場合、手術室が足りない状況を打開するためにできる選択肢は、以下のうちどれでしょうか。 このうち、A.やB.の選択肢は、「時間がない人」の場合は、重要でない予定や睡眠時間などを削って、さらに働く時間を増やすことに相当するでしょう。 しかし、セント・ジョンズ病院が選んだたった一つの解決策は、だれもが予想だにしない第三の選択肢だったのです。 いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学という本を紹介したいと思います。 これはどんな本? いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学は、忙しすぎて時間がない、
新入社員が社会人デビューして4カ月が経とうとしています。研修ではないリアルな体験に戸惑っている社員もいるのではないでしょうか。 また、職場の上司や先輩のみなさんは、新入社員をうまく成長に導けていますか?どのようなまなざし、どのような態度でOJTを行っていくと良いのでしょうか? 今回は、「経験・体験」から学習するサイクルをうまくまわすためのポイントについて、ご紹介したいと思います。 経験・体験から学ぶということ 先日、「経験学習」の基本を学ぶ機会がありました。 これは、組織行動学者のデービッド・コルブが経験からの学びを体系化したものです。知識学習と違って、経験・体験から学習し成長するにはポイントがあるのです。 【経験学習モデル】 経験:具体的な経験をする ↓ 省察:何が起こったかを多様な視点で振り返る ↓ 概念化:他でも応用できるように概念化する ↓ 試行:新しい場面で実際に試してみる これ
本書は、社会人一年目からベテランまでのみなさんに、普遍的に役立つスキルを身につけてもらいたい、それも、一過性のものではなく、15年、20年と、生き続けるスキルを身につけてもらいたいと思って書きました。決して、コンサルティング会社に勤める人のためだけのものではありません。 「はじめに」にはそう書かれていますが、ではなぜ、タイトルが『コンサル一年目が学ぶこと』(大石哲之著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)となっているのでしょうか? その点について著者は、外資系のコンサルティング会社出身者が、業界や職種を問わず、さまざまな場所で活躍しているからだと記しています。 そこで各界で活躍する元コンサルタントに取材し、そこから引き出されたスキル・経験について著者が解説を加えたものが本書だということ。きょうは第2章「コンサル流思考術」から、ロジックツリーについての解説に焦点を当ててみましょう。 ロジックツ
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ロジカルシンキングで、MECEに分けるとき、MECEの切り口に関してたくさん引き出しを持っていると便利。 素早くうまく切り口を見つけ、もれなくダブリがないよう、また論理の飛躍がないように、論理的に物事を分析し、判断できるようになれば、通常よりも非常に短時間で、成果を出すことができる。 もちろん知っているだけではダメで、MECEにわける目的を確認して適切な切り口を選んだり、それぞれの切り口の特徴を押さえてうまく使いこなすことが必要。 そこで、MECEの切り口とMECEを使いこなすトレーニング方法をまとめた。 ※MECEとは MECEとは、「モレがなく、ダブりがない」という意味。 Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive (相互に排他的で、集めると網羅的) の頭文字をとったもの。 成人女性をOLと主婦に分けた場合、学生、フリーター等は含まれな
2015年9月2日に開催された、エウレカ×Open Network Labのミートアップイベントに株式会社エウレカの取締役兼共同創業者の西川順氏が登壇しました。西川氏は、マッチングサービスの「pairs」、カップル向けのアプリ「Couples」などの人気サービスを提供して、スタートアップとして急成長を続ける自社の組織作りについて、創業時のメンバーと決めたエウレカのポリシーや社内制度、ナンバー2というポジションから見た他のベンチャーとの違いを紹介しました。 会社員時代の部下と一緒に起業 西川順氏(以下、西川):初めまして。エウレカの西川と申します。よろしくお願いいたします。 今日、「女性ファウンダーが語る」的なお話があったんですが、よくよく考えてみたところ、私が女性であることがエウレカの組織作りに大きく影響しているかというと、実はあんまりなくてですね。性別の話はそんなに出てこないと思うんです
納期のある作業を行う際に、余裕時間があればあるほど、実際に作業を開始する時期を遅らせてしまうという、多くの人間に見られる心理的行動特性のこと。 人間は、やるべき仕事に時間的な余裕を感じると、「後でやっても間に合う」と考えてしまい、すぐに着手しないことがよくある。TOCの提唱者であるエリヤフ・ゴールドラット(Dr. Eliyahu M. Goldratt)は著書『Critical Chain』の中で、これが余裕時間(セーフティ)があるにもかかわらずプロジェクトが遅れる要因の1つだと指摘した。学生症候群という名は、同書でこのような着手の先延ばし現象を「期間が足りないと主張して提出期限を延ばしてもらったのに、すぐには宿題を始めない学生」になぞらえて説明したことに由来する。 学生症候群が発生すると、計画上は余裕時間が十分に取られていても、実際の作業は余裕のない状態で行うことになるので、何らかの突発
マネジメント 新しいチームのあり方を探求 就活 就活生必見!サイボウズの疑問 ティール組織 会社の「あたりまえ」が変わる 多様性 100人100通りの個性 ワークスタイル 働き方、生き方、もっと自由に 青野慶久 サイボウズ社長の想いと覚悟 キャリア 人生の「積み上げ方」を見直す 複業 複数の「本業」をもつ働き方 人事制度 多様な働き方を支える仕組み マンガ サクッと手軽に読める! サイボウズ式編集部より:9月も中旬になりました。新卒で会社に入り、部署に配属され、ようやく仕事に慣れてきた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。そんな中で、「自分はまだ何もチームに貢献できていない」と悩みを抱えている方は多いのでは? 著名ブロガーによるチームワークや働き方に関するコラム「ブロガーズ・コラム」。今回は、新人にありがちな「無力感に対する悩み」をあらためて考えてみようと思います。 ブロガーズ・コ
この前id:hitode909くんからピープルウェアを貰ったので読んだ。非常に面白くて、興味深い話が多かった。 ピープルウエア 第3版 作者: トム・デマルコ,ティモシー・リスター,松原友夫,山浦恒央出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2013/12/18メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (6件) を見る この本は、作者のトム・デマルコさんとティモシー・リスターさんが10年に及んだ調査と、自身のソフトウェア開発の経験をもとに、ソフトウェア開発における人に関する問題をたくさんのコラムを通じて教えてくれる。冒頭には以下のようにある。 実際のところ、ソフトウェア開発上の問題の多くは、技術的というより社会学的なものである。 いろんなレイヤにおける人の問題についてそれぞれ章がわかれていて、個人からオフィスやチーム、さらには会社組織のはなしへと続く。結構マネージャー視点ぽいコ
By Novartis AG 「長すぎるわりに何も生み出さず参加者の時間を無駄にする会議」「正直な意見ではなく集団思考に従事するプロジェクトチーム」などは、学校や会社といった組織に属しグループでの作業経験がある人なら誰でも遭遇したことがあるはずです。こういったことがなぜ起こってしまうのか、そしてチームの優劣を左右するのはどんな能力なのか、その答えに迫る実験が行われました。 Why Some Teams Are Smarter Than Others - NYTimes.com http://nytimes.com/2015/01/18/opinion/sunday/why-some-teams-are-smarter-than-others.html 人間は個体によって能力に差があることは当たり前なのですが、同じ事がグループにも言えるのか、つまり多人数で構成されるグループ間に能力の差が存在
By Luigi Mengato 複数の人が集まって仕事を行う組織・チームをうまく機能させることは難しいもので、本屋やウェブサイトを眺めるとチームマネジメントの手法を解説する書籍やページをいくらでも見つけることができます。全世界に5万人とも言われる従業員を擁し、世界で最も成功した企業と言ってよいGoogleでもその手法については研究が行われているようで、Googleが公開している自社の人事手法を解説するサイト「re:Work」では、Googleの中で成果を挙げているチームに備わっているという「5つの鍵」について解説がなされています。 re:Work - The five keys to a successful Google team https://rework.withgoogle.com/blog/five-keys-to-a-successful-google-team/ ◆1:心
By Keith Allison Google内部で行われているプロジェクトの「Project Aristotle」では、完璧なチームを作るための方法を調査しています。2016年の時点で同プロジェクトを先導しているのはジュリア・ロゾフスキさんで、彼女が完璧なチームを作り上げるために必要なことを明かしています。 What Google Learned From Its Quest to Build the Perfect Team - The New York Times http://www.nytimes.com/2016/02/28/magazine/what-google-learned-from-its-quest-to-build-the-perfect-team.html ◆「共同作業は生産性を高める」という研究結果 2016年1月、経営学誌「ハーバード・ビジネス・レビュー」に
original: The Product Management Triangle (by Dan Schmidt) (translated by ninjinkun, reviewed by Kosuke) はじめに プロダクトマネジメントは多くのソフトウェア企業が重要だと認識している役割だ。それにもかかわらず、「プロダクトマネジメント」を正確な言葉で定義することは驚くほど難しい。自らを「プロダクトマネージャー」と呼ぶ人々は、企業ごとに全く違うことをやっている。彼らは異なるタイプのプロダクト、異なるタイプのチーム、異なる組織構造の中で働いている。このプロダクトマネジメントの立場の違いは、とても不毛だ。外の立場から見ていると、同じ肩書きの仕事を参照する際に、誤解を引き起こしているように見える。全てのプロダクトマネジメントの仕事を統合して、共通の話題を抽出しようとすると、価値を説明しようとし
森岡 毅(もりおか・つよし) 1972年生まれ。神戸大学経営学部卒。96年、P&G入社。日本ヴィダルサスーン、北米パンテーンのブランドマネージャー、ウエラジャパン副代表などを経て、2010年ユー・エス・ジェイ入社。12年より同社、チーフ・マーケティング・オフィサー、執行役員、本部長。著書に『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』(角川書店)。 CMO森岡毅のUSJでの4年間は、“やってみないとわからない”テーマパーク業界でアイデアを当て続けた、奇跡のような道のりにも思える。 しかし、自らを「数字のロボット」と呼ぶ森岡には、マーケターとしてある致命的な欠陥があるのだという。それは、“カワイイ”という感覚が理解できないことだ。 「僕は頭の中がメカニカルでロジカルに動く人間で、“感性”や“共感”というものが抜け落ちているんです(苦笑)。前職のP&G時代は消費者マーケティングにつ
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