僕が書いている原発用語の本なんですけど、 原発や放射能そのものに関する言葉だけでなく、 東京電力の経営に関する用語もまとめています。 例えば、「総括原価方式」という言葉ですね。 いつも新聞などで情報をチェックしている人なら 既にご存知だと思いますが、これは電力会社が どのように利益を出しているのかを示す言葉。 原発を建てたり、原子力団体に研究費と称して お金を払ったり、社員のための福利厚生施設を 建てたり、議員さんに資金提供をしたり、たくさん 経費がかかったとしても、そのかかった経費に 3%を乗せて、電気代を請求するという方法。 実は、これこそが電気代が高くなる理由です。 100円のものを買った時の3%は3円ですが、 1万円のものを買った時の3%は300円です。 つまり、コストが高くなれば高くなるほど利益は 大きくなるので、無駄にお金を使いまくることで、 電気代を高くして、お金を儲けていた