CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
はじめに Google App Engine(GAE)/Javaでは、Java仮想マシン上で動作する言語を利用することができます。例えば、JRubyやGroovyなどです。 Scalaも、コンパイルすることによりJava仮想マシン上で動作するクラスファイルを生成する言語ですので、当然、GAE/Java上で動作させることができます。 Scalaが動作するということは、ScalaでできているWebアプリケーションフレームワークであるLiftを元に作成されたアプリケーションを、GAE/Javaに載せることができるということです。 前後編で構成される本連載では、ScalaおよびLiftをGAE/Java上で動作させる方法を解説した後、サンプルアプリケーションでGoogleが提供するさまざまなAPIを利用した、GAEならではのアプリケーションを作成して、GAEでのアプリケーション作成のイメージをつか
はじめに 標準のコントロールを使用して、アプリケーションの作成を行った場合、数値入力のみを許可したり、ペーストを禁止したりしたいと思ったことはありませんか? それらを実装するには、入力規則のチェックなど使用しているコントロールの数だけ、プログラミングを行う必要があります。 共通的なチェックを行う場合、標準のコントロールを少し拡張するだけで、プログラミングを行う量を減らすことができ、生産性を上げることができます。ここでは、標準コントロールを基本クラスとする派生クラスを作成し、派生クラスに少しの機能拡張を行って入力規制や入力チェックなどを行えるようにします。 対象読者 .NETでWindowsアプリケーションを作ったことのある人、または作りたい人。 必要な環境 C#または、VS.NETのプログラミングが行える環境が必要です。NET Framework 1.1のクラスやメンバを使用しているので、
2009年12月5日、セミナーイベント「VSUG Day 2009 Winter」が日本工学院蒲田校において開催された。当日はVisual Studioをはじめ、.NET FrameworkやSilverlight、Windows Azureなどを対象としたさまざまなセッションやアカデミーが行われ盛況を博した。ここでは、Microsoft MVP for Visual Basic/Oracle ACEの初音玲氏によるセッション「Visual Studio 2008を活用したWindows 7対応アプリの作成」の内容を紹介する。 初音氏のセッションでは、「Visual Studio 2008」を使って「Windows 7ユーザーエクスペリエンスガイドライン」で規定されているユーザーインターフェースがどれくらい実現できるかを検証した。冒頭で「Windows 7の前に、Windows Vista
Windows Azureを最短でマスターしたい 投稿者:割と普通 氏(waりとnaはてな日記) 2010年2月にWindows Azureの商用課金がスタートし、.NET環境でもクラウドコンピューティングが身近になってきました。以前は、Windows Azureを学習するための日本語コンテンツが不足していましたが、最近はMSDNにも日本語コンテンツが充実してきています。しかし、それらの良いコンテンツがあるにも関わらず、学習や情報のキャッチアップに活用していることが少ないように見受けられます。 そこで今回は、MSDNを通してWindows Azure初学者が一連の技術を習得し、Windows Azure最新情報のキャッチアップまで行えるようになるガイドラインを紹介します。 Windows Azureを学ぶ MSDNオンライン内でお勧めできるコンテンツはいくつかありますが、以下の流れでコンテ
加えて、PDC09ではさらにいくつかの新サービスが発表されました。 Microsoft Pinpointマーケットプレイス コードネーム「Dallas」 さらに、非.NET言語の一層のサポートも発表されています。 Windows Azure Platform公式サイトのWindows Azure Platform and Interoperabilityページを見ると、PHPに加えてJava用のWindows Azure SDKが現在入手可能となっています。また、Windows Azure Tools for EclipseというPHP開発者向けのEclipseプラグインも提供されています。 それでは、前連載のおさらいも兼ねて、Windows Azure Platformに含まれる各サービスについて簡単に説明します。 Windows Azure Platformの中核をなすクラウドOSです
Adobe Flash Builder 4の概要 アドビシステムズは23日、統合開発環境の新版「Adobe Flash Builder 4」と「ColdFusion Builder」を発表した。同社のWebサイトから60日間試用可能な無料体験版をダウンロードできる。 Flash Builder 4は、Eclipseベースの統合開発環境。オープンソースのフレームワークである「Adobe Flex」を利用して、ブラウザプラグイン「Adobe Flash Player」とオフラインの実行環境「Adobe AIR」上で動作するアプリケーションを開発することができる。 Flash Builder 4は、従来Flex Builderと呼ばれていた製品だが、今回のバージョンから名称が変更された。これは、オープンソースで提供しているFlexフレームワークとの区別化と、Flex以外にもActionScrip
はじめに フレームワークと言うと、多くの人は「アプリケーション全体を設計するもの」というイメージでとらえているかもしれません。しかし、もちろんそれだけがフレームワークではありません。例えばHibernateのように特定の機能に特化したものも存在します。 最近になって見られるようになってきたのが、「Ajax利用のためのフレームワーク」です。例えば、「Google Web Toolkit(GWT)」などのことです。Javaを使って、Ajax利用のWebアプリケーションを構築するフレームワークです。素のHTMLだけでは実現できないリッチなGUIを、JavaScriptの複雑なコードを書くことなく実現できるフレームワークとして、GWTは広く使われつつあります。 これまで、サーバーサイドのことばかり考えていた感のあるフレームワークの世界に、こうした「クライアントサイドの構築」を重視したものが登場する
Adobeから新たに発売される注目の開発環境「Flash Builder」。本稿では、Flash Builderのダウンロードからインストール方法までを詳細に解説します。さらに、本バージョンの目玉機能の1つであるデータ中心型アプリケーション開発を体験するために、サンプルとしてTwitterビューワーを作成しながら、使い方を紹介していきます。 0. はじめに Adobeから新たに発売される「Flash Builder 4」(アドビ・フラッシュ・ビルダー、以下Flash Builder)は、従来Flashをメインに使用してきたデザイナーにも、AjaxやバックエンドでRIAの開発してきた開発者にも、Flexアプリケーションを簡単に作成できる数多くの機能が盛り込まれています。 本稿では、Flash Builderのダウンロードからインストール方法までを詳細に解説します。さらに、本バージョンの目玉機
はじめに 役に立つシステムを構築するための要件定義書とは、いったいどういうものなのでしょうか。 「何でこの機能が必要なんですか?」「理由は分からないけどXXX機能があるのでこの機能が必要なんです。これがないとつじつまが合わなくなるんです」もしくは「要件定義書にこの機能が載っているので必要なんです」など、要件定義書の役割を理解しないまま、システムの開発に着手していることなどがないでしょうか。 本稿では、要件定義書の役割や重視すべき点、要件定義書に盛り込むべき情報について解説します。 何をやるのか、そしてなぜそうするのか 要件定義書はジグソーパズル? システム開発を受託した会社にコンサルテーションしたときのことです。機能とデータがある程度記述された要件定義書を受け取ったその会社では、要件定義書を読み解き、システムの全体像を掴むためにおのおのの機能の関係を整理し、その役割を把握しようとしていまし
はじめに 今やWebのフレームワークと言えば、そのほとんどが「RoRタイプ」です。RoR(Ruby on Rails)がWebの開発に与えた影響は非常に大きく、その後生まれたフレームワークの多くがその影響を受けています。 しかし、Javaの世界に関しては、RoRはなぜか素通りしてしまいました。既にStrutsというデファクトスタンダードがあったために新しいMVCフレームワークが割り込む余地があまりなかったのか、あるいはLL(ライトウェイト)言語でないとRoRなスタイルは作りにくかったのか。ともあれ、その後、長い間、Javaでは「いわゆるRoRタイプ」と言えるフレームワークは登場しませんでした。 その流れを変えたのは、Groovyです。Groovyの登場により、JavaでもLL言語のような小回りの聞くコーディングが可能となりました。そのおかげで、ようやくJavaの世界にも遅まきながら新しい世
対象読者 Windows Azureに初めて触れる方 Visual Studio 2008利用者 Windows Azureアプリケーションをクラウド上で運用する準備 前回の記事では、Windows Azureのアプリケーションを作成しローカルで実行するところまで扱いました。今回は、作成したアプリケーションを実際にクラウド上に配置して運用する方法を扱います。 Windows Azure アカウントを取得する 作成したアプリケーションをクラウド上で運用するためにまず、Windows Azureのアカウントを取得しなければなりません。 「Azure Services Platform デベロッパーセンター」のWebページで、アカウントの取得やドキュメントの入手、ビデオの視聴などが行えます。 アカウントを新規に取得する際には上記サイトにアクセスし、[Azure Services Platform
はじめに 前回、データストア利用の基本について説明をしましたが、「あれ、GAEのサービスって、データベースだけしかないのか?」と思われたかもしれません。もちろん、そんなことはありません。他にもさまざまな機能があります。 データストアの次に重要となるのは「認証」機能でしょう。また、Gmailによるメール送信なども役に立ちます。 対象読者 JSPを書くのは正直しんどい...と近頃感じる人 Ruby on Railsスタイルの開発に興味があるという人 MVCフレームワークをJavaで学びたいという人 JavaによるGoogle App Engineプログラミングに興味がある人 Userによる認証 まずは、認証機能から説明しましょう。Googleのさまざまなサービスは、そのほとんどが「Googleアカウントによる認証」によって個人の識別をするようになっています。Googleアカウントを作成すると、
時代がライトウェイト言語へとシフトしつつある中、軽快に使えるフレームワークが次々登場してきました。本連載では、Javaで注目されている軽量フレームワークの中から注目株をピックアップし、概略を紹介します。第1回目の今回は「Apache Wicket」の基本的な構成と使い方を覚え、実際にWebアプリケーションを作ってみましょう。 はじめに 以前は、Javaの世界でフレームワークと言えば「Struts」と定番が決まっていました。しかし、フレームワークによる開発は、どうしても大掛かりなものになりがちです。時代がライトウェイト言語(Lightweight Language、PHPやRubyなどのスクリプト言語)へとシフトしつつある中、重量級のフレームワークは、やや時代遅れな印象をもたれてしまうのは仕方のないことでしょう。 もっと軽快に使えるフレームワークがあれば、と思う人は多かったに違いありません。
はじめに FlexとRIAに関する基本知識から開発方法の基礎を習得していただくことを目的とする連載です。対象とする読者は次のような方です。 デザイナーでFlex、RIAの概要や開発方法を知りたい方 PHP、Perl、J2EEなどのWebアプリ開発者でFlex開発に興味がある方 FlashやDreamweaverでサイト構築をしている方でFlex開発に興味がある方 つまり、プログラミングの経験を問わず、RIAの概念、Flexの基本を理解したうえで、シンプルなFlexアプリケーションを作成できることを目標とします。 本連載の他にも「Flex/AIR無償ハンズオンセミナー」「Flex/AIRアドビ認定コース」「ワンポイントセミナー」等を定期開催しております(2009年5月~2010年1月)。インタラクティブな環境で学習されたい方は、是非お申し込みください。 第1回目はRIA(Rich Inter
GAE/JにBlazeDSを組み込む さて筆者が「ご都合.com」の実装に際して最初に考えたことは、「GAE/Jの上でBlazeDSは動くのかな?」ということです。GAE/Jでは通常のサーブレットやJSPが動作しますので、Flexクライアントとサーバ間でXMLやJSON形式でデータをやりとりすることは難しくありません。とはいえ、使ったことのある方ならおわかりのとおり、FlexのRemoteObjectによるAMF通信のお手軽さは、一度経験するとやみつきになります(人間、どんどんラクな方へと堕落してしまうものです...)。 JavaベースのWebアプリとの間でRemoteObjectを用いるもっとも簡単かつ低コスト(無償)な方法は、Adobeが提供するBlazeDSを利用することです。そこでまずは、BlazeDSの「blazeds.war」に含まれるライブラリファイル(JARファイル)や設定
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