ブックマーク / science.srad.jp (104)

  • 砂浜が消えて行く | スラド サイエンス

    世界の砂浜の75~90%が消失の危機にあるそうだ(The New York Times、Slashdot)。 砂が失われる原因としては気候変動による海面上昇や台風、嵐の増加といった自然現象だけでなく、海岸の開発による大規模な浸も要因となっているという。 各地では観光シーズン前に砂を補充したりと砂浜保全に務めているが、砂漠に大量にある砂を持って来れば良いというわけではなく、砂浜用には地中から適した砂を掘削してくる必要がある。砂漠の砂は粒子が細か過ぎて砂浜の荒い砂とは馴染まず風ですぐに飛ばされてしまうからだ。そのため、違法操業を含め現在世界中で砂浜用の砂が掘り出されているという。 米国でこういった「砂ビジネス」は1000億円規模の市場となっており、2008年から毎年10%成長してきているとのこと。 温暖化対策だけでは砂浜の消失は防げないといい、砂はもはや消滅の危機にある天然資源であると認識す

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    hide_nico 2014/11/07
  • 人工知能の次のターゲットは「人狼」 | スラド サイエンス

    チェス・将棋人工知能が次々と人間を打ち破る中、専門化の間では、次のターゲットとして騙し合いゲーム「人狼(汝は人狼なりや?)」が想定されているようである(研究ページ、解説スライド、Togetterまとめ)。 「人狼」は、村人と村人に化けた人狼に扮したプレイヤー同士が、他のプレイヤーとの会話からその正体を探り、相手チームを打ち破る、といういわゆる騙し合いや駆け引きを中心とした人気ゲームゲームのタイプとしては、ゲーム内の情報がプレイヤーに開示されない不完全情報ゲームにあたる。言葉や行動から相手の思考を読んだり、信頼を獲得したりといった点が重要な要素となる、いわゆるAIが苦手な分野である。 まだ研究は始まったばかりで、現状では人工知能のためのプロトコルを整備している状態のようだが、このプロトコルを利用した人狼エージェントを募集しての大会も予定されているようなので、腕に覚えがある人や人工知能に興

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    hide_nico 2014/08/20
  • STAP論文の撤回理由書、共著者の合意なしに書き換えられていた? | スラド サイエンス

    先月、STAP細胞論文の共著者でもある山梨大学の若山照彦教授が「STAP細胞とされる細胞は、自身が提供していないマウスから作られていた」という検証結果を発表したが、この検証プロセスに誤りがあった可能性があり、問題の細胞が若山研究室由来のマウスからできていた可能性があったという(朝日新聞)。 いっぽう、サイエンスライター片瀬久美子氏のブログによると、若山氏側は「STAP細胞が若山氏が提供したマウスとは異なる遺伝子を持っている」という結論には影響がないと述べている模様。 さらに、Nature誌に提出したSTAP論文の撤回理由書が、共著者の合意無しで書き換えられていたという話も新たに出ている(MSN産経ニュース)。若山氏は解析結果を受けてNature誌に対する撤回理由書の修正を依頼したが、それ以外の部分も大きく修正されたと述べている。

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    hide_nico 2014/07/08
  • アルツハイマー病の研究を行う国家プロジェクトでのデータ改ざん、告発者が記者会見 | スラド サイエンス

    アルツハイマー病の研究を行う国家プロジェクト「J-ADNI」において、臨床試験のデータが改ざんされた疑いがあることが1月に発覚した(国主導のアルツハイマー病研究で改ざんか 厚労省調査)。 内部告発を行うメールが厚生労働省に送られたとのことだが、この厚労省はこのメールを研究チームの責任者に転送したことも発覚(朝日新聞)、さらにその後も対策を取らなかったとして、告発した脳血管研究所の杉下守弘教授が2月3日、記者会見を行った。 杉下氏は当初この問題を大きくするつもりはなかったとのことだが、厚労省が告発メールを研究責任者の岩坪威東大教授に転送したことから内部告発者が誰なのかがばれてしまったという。その結果杉下氏は岩坪氏に人格を非難され、「人格問題」にすり替えようとされたと主張している。さらに改ざんの証拠資料の隠蔽も行われようとしているという。 一方、研究チームの責任者である岩坪氏が所属する東大側は

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    hide_nico 2014/02/05