三省堂本店で開催された東浩紀氏の『波状言論S改』出版記念講演会「裏波状言論」に参加してきました。聞き手は東氏の主催されたメールマガジン「波状言論」の16・18号「自然・批評・祈り―舞城王太郎について」でデビューされた福嶋亮大氏。 メールマガジン『波状言論』のページ:http://www.hajou.org/hajou/ ※要注:以下のものは私が見聞きしてきたことを書き留めたものであり、発言者の真意を正確に反映しているとは限りません。 トークでは大きなテーマとして『波状言論S改』のサブタイトル「社会学」「メタゲーム」「自由」について語られました。 社会学の危うさとして、本の内容自体よりも内容の社会位置づけを読んでしまい実際読んでいないのに読んでしまったように語れてしまうことだそうです。昔は「何か(≒弱者)のため」に知識や思想を学びえたけれど今はテーマをいかにうまく説明するかという精緻化させる