2009年5月12日のブックマーク (1件)

  • ララビアータ:物語 - livedoor Blog(ブログ)

    社交が苦手だという人がいるが、こんな場合、私が推奨したいのは物語の修練である。日々の生活の中に、何か話のネタになることを探し、それを記憶し、またそれを人に語る習慣を身につけること。 もっとも、日常で経験する瑣末時を語れば、それだけで物語になるわけではない。あらゆることを、あらゆる細部もそのままに語り続けるのでは、井戸端会議のおしゃべりと変わりはない。そんな人たちは、他人の話にもよく耳を傾けないものである。自分の経験や関心から距離を置くことができないから、互いに独白しあうようなもので、他人の経験には無関心なのだ。そこでは、相手の話を糸口にして、何とか自分の話に持ち込もうとするだけである。 物語のためには、事実の羅列ではなく、何らかの意味の発見が不可欠である。さもなければ、“so what?”ということになる。だから他人に耳を傾けてもらえるように話ができるために必要なのは、ほのかな意味の発生に

    hidedayo
    hidedayo 2009/05/12
    ”他人に耳を傾けてもらえるように話ができるために必要なのは、ほのかな意味の発生に注意深くあることであり、個々の出来事の中に、何らか他人に共感できたり興味を引ける普遍的意味を感知することである。””