「エンディングノート」について講演する機会があるので、気になっている個所を書き換えました。 『大事なこと、ノート』 終活のためのノートではなく、老後を無事に生き抜くためのノートです。 中でも力を入れたのが「延命」についての項目。 年齢で命をねぎるな! 「延命」拒否を促すような空気、おかしくないですか果て⁈ 書き直しの中心は、その辺になりました。 ■いきなり”鼻からチューブ”の選択 「延命」に対する私の考え方は、昨年(2016年)1月3日を境に180度変わりました。 その日、父が脳梗塞で倒れたのです。 5日後医師から、鼻からチューブを入れて栄養を摂る「経鼻胃管栄養法」をするかどうか打診されました。 父は右半身がマヒし、嚥下障害が強く出ていました。 《いきなりかよ……》 母は3年前から鼻からチューブにより生きています。 長い経過がありそうなって、今、意識はまったくありません。 そういうことがあ