【ミネアポリス(米ミネソタ州)岸本悠】米大リーグのエンゼルスは8日、投打二刀流で活躍してきた大谷翔平投手(23)が、右肘の内側側副靱帯(じんたい)損傷のため、10日間の故障者リスト(DL)に入ったと発表した。 大谷は6日のロイヤルズ戦で先発登板し、4回1失点で緊急降板した。球団は右手中指のまめのためと説明していたが、処置を受けた後に大谷が「だんだん肘が張ってきた」と訴えたという。 大谷は7日にロサンゼルスで、回復を促すために、自身から採取した血小板と幹細胞を患部に注射する処置を実施。3週間後に検査を受け、診断結果により今後の方針を決めるという。
Ohtani putting on a SHOW for the fans north of the border. ? pic.twitter.com/xDt8kpluK6 — MLB (@MLB) 2018年5月22日
内角攻めも外角攻めも対応、投手としては4球種操る 時計の針を少し巻き戻し、今春キャンプイン時を振り返ってみよう。当時、エンゼルス大谷翔平投手が挑もうとしていたメジャーでの二刀流実現に否定的な見解を示していた人はどれだけいただろうか。思うような数字が残せなかったオープン戦を経て、その数はどう変動しただろうか。その数は決して少なくなかったはずだ。それでは、開幕から2か月が過ぎようという今、大谷の二刀流実現を疑う声は聞こえるだろうか。ほぼ皆無に近いだろう。 ここまで投手として6試合に先発して3勝1敗、防御率3.58、打者として24試合に出場して打率.321、6本塁打17打点の成績を残す大谷は、従来の概念を覆す二刀流の活躍で旋風を巻き起こしている。米各種メディアでは連日どこかで大谷の特集を展開しているが、米スポーツ専門メディア「SBネーション」傘下の「ザ・リンガー」も例外ではない。「球界はショウヘ
投打に規格外の活躍を見せる米エンゼルスの大谷翔平(23)。日米で絶賛の嵐が巻き起こる中、手厳しい批評に徹する希少な“天敵”がいる。「サンデーモーニング」(TBS系)で“週刊御意見番”を務める野球評論家の張本勲氏(77)である。 【写真】MLB公式ツイッターが「オオタニはビースト(野獣)だ!」と褒め称えた投球 大谷が3試合連続本塁打を放ったときでさえ、「まぐれなのか、アメリカのピッチャーのレベルが落ちたのか。まあ両方だと思いますね」(4月8日放送)といった具合。 超辛口コメントの真意は、どこにあるのか。張本氏本人に訊いた。 「なんで張本さんは大谷を褒めないんだって、みんな言いますけど(笑)、そりゃあんた、褒めるのは誰でもできるんですよ。私のいた日ハムの後輩だし、あれだけの逸材なんだから。彼は限りなく大変な選手になりますよ」 一方で、張本氏はこれまで、大谷の二刀流には懐疑的な見方を維持してきた
「エンゼルス-アストロズ」(15日、アナハイム) エンゼルスの大谷翔平投手(23)がアストロズ戦(日本時間16日午前11時7分開始)に「2番・指名打者」で出場することが発表された。大谷は2番に入るのは今季初めて。 【写真】どちらが高いかな?チームメイトと背を比べる大谷が可愛すぎる 13日のツインズ戦で登板したため、打者として4試合ぶりに出場する大谷。この日は1番を務めていたコザートが休養のため、2番が指定席だった主砲のトラウトが1番に、5番の大谷が空いた2番に入った。 今季の大谷は打者として20試合(代打3試合)に出場し、打率はチーム最高の・348、5本塁打、16打点。一方のトラウトは打率・310、チーム最多の12本塁打&25打点、出塁率はリーグ1位の・448。 エンゼルスのラインアップは以下のとおり。 1番・中堅 トラウト 2番・DH 大谷 3番・左翼 アップトン 4番・一塁 プホルス
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く