自民党の二階俊博幹事長は29日、東京都内で開かれた都議選候補の集会で、北朝鮮を精神障害者に対する差別的な表現を用いて批判した。 この後、記者団に「表現として必ずしも適切でないものが一部あった。今後は注意したい」と釈明した。 二階氏の発言は、党幹部として地元に戻りづらい事情を説明する中で飛び出した。その理由として、差別的な表現で北朝鮮を「変なものを打ち上げてくる国」などと語った。
稲田朋美防衛相が東京都議選の応援演説で「自衛隊としてもお願いしたい」と発言した問題は、防衛相としての適格性を疑わせるものだ。自衛隊を安易に政治利用したと受け取られかねない発言で、「普通ではあり得ない軽さ」(官邸関係者)だ。安倍晋三首相は稲田氏を続投させる考えだが、7月2日に投開票日が迫る東京都議選への影響も必至だ。 【注目ニュース90秒】なぜ出る?「自衛隊としてお願い」発言 菅義偉官房長官は28日の記者会見で稲田氏の発言について「政府の機関は政治的に中立であって特定の候補者を応援することはありえない」と述べ、発言を撤回したことで辞任の必要はないとの考えを強調した。 だが、稲田氏の発言は自らの指揮監督下にある職員・隊員に法律に抵触する政治的行為を求めたともとられかねない内容だ。政府・与党内からも資質を問う声が上がる。閣僚経験者は「政務と公務を混同している。閣僚やその役所の立場で選挙の応援
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く