「伊賀流忍者博物館」(伊賀市)を拠点に活動している伊賀忍者特殊軍団「阿修羅」のメンバー5人が5日、滋賀県高島市今津町の陸上自衛隊今津駐屯地で、米陸軍の軍人らに忍者ショーを披露した。普段は音が大きすぎて使用することができない「火車剣」とよばれる手裏剣に火薬をつけた道具も使用。大音響で米軍をわかせた。 高島市の陸自あいば野演習場を中心に、10月24日から11月7日までの日程で日米共同訓練が行われている。それに合わせて米陸軍から、「ぜひ本物の忍者を見てみたい」との強い要望があり、同じく訓練に参加している陸自第33普通科連隊が津市を拠点にしていることから、伊賀市の伊賀上野観光協会に声がかかった。 この日は、今津駐屯地の体育館で「日米文化交流会」があり、日米の約400人が参加し、居合や忍者ショーを見学し、手裏剣体験をした。 交流会に登場した阿修羅のメンバー4人は、胸の前で両手の指を組み替える精