todeskingさんのところで一週間ぐらい前に紹介されて、いまや277ブックマークに到達している件の論文を、昨日おとといやっと読みました。いや完全に周回遅れですな。昨日この記事、お兄ちゃんスレに勃没頭してたら書けなかった。周回遅れなりに、反応への言及も含めて若干まとめ的に。 富山国際大学国際教養学部の紀要(http://www.tuins.ac.jp/jm/library/kiyou/mokuji/2006(mokuji).htm)に、きわめて興味深い論文が掲載されている。 大学生における準ひきこもり行動に関する考察 ―キャンパスの孤立者について― かぐや姫症候群に関する考察 ―準ひきこもり行動との関連から― 面白いのは後者(「かぐや姫」のほう)なんだけど、まず前者「準ひきこもり」から。 筆者の樋口康彦(富山国際大学国際教養学部、心理学)さんは動機づけ研究が研究テーマである社会心理学者で
憲法とは何か (岩波新書) 作者: 長谷部恭男出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/04/20メディア: 新書購入: 4人 クリック: 35回この商品を含むブログ (104件) を見る各所*1で話題の本格的な憲法入門書です。 最近装丁が新しくなった岩波新書の新赤版。本屋さんに積まれているこの作品も見た目からして目立ちます。 憲法の入門書は数々ありますが,最近の研究動向(「1985年の精神」*2)を十分踏まえ,かつ単著でということになるとあまり該当作はありません。なかでもこの本は,水準の高さと語り口のわかりやすさに大きな魅力があります。 本書の概要 第1章「立憲主義の成立」は,価値観の多元化のなかで比較不能な価値の対立が生じる近代社会における共存の原理としての近代立憲主義を分かりやすく説明しています。イスラム社会の現状分析の部分も読みどころのひとつでしょう。 第2章「冷戦の終結とリ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く