任期満了に伴う福島県知事選挙は28日に投票が行われ、無所属で現職の内堀雅雄氏が2回目の当選を果たしました。 ▽内堀雅雄 (無所属・現)当選、65万982票 ▽町田和史 (無所属・新)3万5029票 ▽高橋翔 (無所属・新)1万7159票 ▽金山屯 (無所属・新)1万259票 現職の内堀氏が、共産党が推薦した町田氏ら3人の新人を大きく引き離し、2回目の当選を果たしました。 内堀氏は長野県出身の54歳。旧自治省の出身で、平成18年から8年にわたって福島県の副知事を務めたあと、前回・4年前の選挙で初当選しました。 選挙戦で、内堀氏は、東日本大震災と原発事故からの復興に向け、産業の集積と風評被害の払拭(ふっしょく)を進めることや、急速に進む人口減少対策に取り組むことなどを訴えました。 その結果、支援を受けた自民党、立憲民主党などの支持層のほか、いわゆる無党派層からも幅広く支持を集め、2回目の当選を