2015年3月に出版された『哲学用語図鑑』(プレジデント社)が、版を重ねてロングセラーとなっている。「哲学」という一見固いテーマの書籍がなぜここまで受け入れられているのか。書籍ができた背景や制作中のエピソード、「ビジネスパーソンにすすめたい哲学用語」を著者の田中正人さん(写真左)、編集・監修の斎藤哲也さん(写真右)に伺った。 出版される確証もないままに、制作をはじめた ――出版されて以来、発行部数は10万部を超えたとのことですが、周りの反響はいかがですか? 田中正人さん(以下、田中):僕は……あまり変わらないですね。特にSNSもやっていませんし、反響が直接伝わってきませんので(笑)。 斎藤哲也さん(以下、斎藤):でも、書店員のかたにとても喜んでいただいているのが実感としてはありますね。佇まいとしてすごく「物質的」というか、パラパラと立ち読みすると、すごく「読ませる」ものになっているというか
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