伊藤和3人斬り!堂々“再デビュー” 拡大 「広島8‐2阪神」(17日、マツダ) 胸の高鳴りを必死に抑えた。7点ビハインドの八回。ようやく、名前をコールされた。苦しい時期を乗り越え、たどり着いた2年ぶりの1軍マウンド。阪神・伊藤和は思い切って右腕を振った。 「緊張しました。今年初めての登板だったので、ゼロに抑えようと思いました」 先頭の上本は直球で追い込み、最後は決め球のチェンジアップで空振り三振を奪った。白浜は遊飛。最後は代打田中をチェンジアップで見逃し三振。テンポのいい投球で1回を三者凡退に抑えた。 「追い込んでからは三振を狙いました。しっかり腕を振って投げられて良かったです」 頼もしい右腕の投球に和田監督は「ある程度、楽な展開で投げさせてあげようと思っていた。それを差し引いてもいいピッチングだったね」と絶賛した。 昨季2軍では12試合の登板にとどまり防御率11・57。「フォームを見失い
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