※このエントリーは旧ブログで600はてなブックマークを記録した壊れたかもしれないハードディスクからのデータサルベージの内容を再構成したものです ハードディスクの不調が疑われる場合は、いったん全データをディスクイメージとしてコピーして、修復を行った方が良い。 問題のあるディスクを直接操作することで、さらにデータが破損することを防ぐためだ。 Linuxを使えばこのディスクイメージの作成とバックアップを簡単に行うことができる。 このエントリではddを使用した基本的なデータのサルベージ方法を解説する。 Step.1 ディスク情報の把握不調が疑われるディスクのデバイスファイルは/dev/hdbとする。 まずfdiskでディスクの情報とパーティションを調査する。 -lはパーティションテーブルを表示するオプション、-uは表示をセクタ単位とするオプションだ。 Disk /dev/hdb: 250.0 GB