民主党執行部は17日、衆院選惨敗の責任を取って党代表を辞任する野田首相の後任を決める代表選を22日に実施することを決めた。両院議員総会を開き、党所属国会議員145人による投票で新代表を選出する。 首相、輿石幹事長、細野政調会長、安住淳幹事長代行が17日、党本部で対応を協議した後、安住氏が記者団に明らかにした。 来夏の参院選に向けた党の立て直しが代表選の争点になるとみられ、党内からは「世代交代が必要だ」(中堅議員)などとして、41歳の細野氏を推す声が広がっている。 今回の代表選は、「とくに必要があると判断する場合」に両院議員総会で選出することができるとした党規約の例外規定を適用するもので、推薦人の人数などの詳細は19日の両院議員総会で決める。