しぶんぎ座流星群の見え方 【東山正宜】新年を飾る天文イベントで三大流星群の一つ「しぶんぎ座流星群」が、3日夜から4日未明にかけてピークを迎える。8月のペルセウス座流星群や12月のふたご座流星群と比べると地味だが、暗い場所なら1時間に30個ほどの流れ星が見えそうだ。 北斗七星の近くのりゅう座にある放射点から流れるように見える流星群。3日は月明かりが目に入らないよう、北の空を中心に眺めると見やすい。 しぶんぎ座はかつて、りゅう座のあたりにあった「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」に由来する。1928年に88星座が決まった際に外され、今はない。しかし、流星群の名称としては残り、正式名として認定されている。 関連記事流れ星、冬空に次々 ふたご座流星群、福井で観測(12/15)天から降る星、輝きあちこちで ふたご座流星群(12/14)ふたご座流星群、今夜ピーク 月明かりなく条件最良(12/13