ガラスは壊れやすいモノの代名詞と言えるが、そのガラス素材でスノーボードを作るため、1年がかりのプロジェクトを実行した人たちがいる。 誰もがやりたかったけど実現できなかったこのプロジェクトを遂行したのは、誰も思いつかないような大胆な商品展開をすることで知られるSignal Snowboards。彼らはまずガラスドアやパーティションなど、頑丈なガラス加工を得意とするイタリアのVetreria Aurora社でボードの2つのパーツを作成。次にViraverTechnologies社に持ち込むと、そこで車のフロントガラスのように粉砕しにくい処理を施した。焼き戻しの後、2つのガラスにロゴデザインを挟み込んで真空密封し、焼き付けを行った。こうして準備が済んだボードを、イタリアにあるアベトーネ・スキーリゾートに持ち込んだ。 信じられないほどスピードが出たと思えば急速なブレーキも効くなど、想像を絶する出来