気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 12月11日午後11時過ぎ、資金難に陥っている米自動車大手(ビッグスリー)を救済するための法案協議が決裂し、事実上の廃案が決まった、上院多数党院内総務ハリー・リード氏(民主党)は疲れ切った表情でこう言った。 「国家にとっての損失だ。明日のウォールストリート(株式市場)が怖い。愉快なものにはならないだろう」 ところが、夜が明けて市場が開くと寄りつきで売りが先行したものの、その後じりじりと値を戻し、結局ダウ工業株平均株価は前日比64.59ドル高の8629.68ドルで引けたのである。 救済案が葬られればビッグスリーのうち、特にGM(ゼネラルモーターズ)は年内に資金繰りに行き詰まり、破産法の適用(チャプター11=日本の民事再生法に相当)を申請すること
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