インク・スカビオサの色合いをチェック! 時間が経つにつれ変わっていく色。乾燥するほど紫色が濃くなり、紙にしっかりと定着します。 通常、没食子インクは「ブルー・ブラック」が主な色合いですが、スカビオサは異彩を放つ紫色の古典インクです。書いた直後は鮮やかな発色、そして時間が経つにつれ落ち着いた色合いに変化していきます。鉄の酸化反応(タンニン鉄化合物)での落ち着いた色への変化、ノートに文字を綴っていっても目に眩しくないため気に入っている存在です。 ちなみに、このインクの名前、スカビオサ(Scabiosa)[別名:マツムシソウ]は、キレイな青紫色の花を咲かせる植物から来ています。スカビオサはラテン語で「疥癬」を意味しているのですが、スカビオサにはおそらく没食子(ブナ科の植物の瘤)は出来ないと思います。 インク・スカビオサ耐水性をチェック! どれほどのもの?? 参考までに、一般的な(染料)インクの流