「ゲーム」といえばテレビゲームを連想される方も多いかと思いますが、近年、じわじわと人気復活しているのがボードゲーム。専門店も増えた中、特に注目を浴びているのが「枯山水」です。 最終目標は"美しい庭園をつくること" !? 石や砂を用いて自然の山水を再現する、禅宗寺院から発展した日本庭園の形式・枯山水。ボードゲームの「枯山水」は、この庭造りを目的とするという、なんとも奇抜な発想からつくられたものです。 プレイヤーの立場は、なんと禅僧。それぞれがいかに美しい庭園をつくるのかを競うのが「枯山水」のルール。プレイヤー各々が自分用の庭園カードを持ち、順番に砂紋カードを引いて庭園に配置するか、ほかの行動をするか、などを選んでいきます。 最終的な勝敗は、美しさなどもとにを点数化し、その合計で決定。なんといっても興味深いのは、得点になりそうなものをなんでもかんでも加えていけばいいわけではなく、過剰な場合も