ボードゲーム『マッターホルン』のルール冒頭には、たくさん固有名詞が登場します。"標高4478メートル"、”山頂にはスイスとイタリアの国境”、"トブラローネ"、"1865年7月14日登頂に成功"、"ツェルマット"、"1880年に建てられたヘルンリ小屋"・・・など。 色々ありそうな予感がしたので、マッターホルン関連の本をいくつか読んでみました。 ▼トブラローネ・チョコレート。『マッターホルン最前線』の写真と並べて。 (リンクはamazonの詳細ページ) ウィンパー『アルプス登攀記』講談社学術文庫 (1329):1865年にマッターホルンを制覇したエドワード・ウィンパーによる、アルプス山行の記録です。木版画家だったウィンパーは版画制作のために初めてアルプスを訪れ、やがて未踏のマッターホルン制覇を目指すようになります。本書のラスト「マッターホルン初登攀」と「下山」は圧巻、でも読後は物悲しい諸行無常
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