(月報司法書士11月号掲載) 日本がテーマのフランスゲーム フランスのボードゲームデザイナー、A.ボザは親日家として知られる。何度も来日しており、『花火』『東海道』『タケノコ』『ガイジンダッシュ』など、日本をテーマにしたボードゲームをたくさん発表している。 その中でもとりわけ『花火』は、ドイツ年間ゲーム大賞にも選ばれた氏の代表作である。花火師チームとなり、みんなで協力して見事な花火を打ち上げることを目指す。自分の手札だけ見ることができないという制約の中、お互いにヒントを出し合い、順序よくカードを出していくところが、阿吽の呼吸で花火を打ち上げているような気持ちにさせる。 他にも日本をテーマにしたボードゲームは欧米で人気で、毎年数多く発売されている。日本人としては嬉しいばかりだが、欧米のゲームデザイナーがウィキペディアだけに頼り、間違った日本の姿を描いてしまうことに、文化盗用を指摘する人もいる
![文化盗用の境界線 – Table Games in the World](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c4541b583f4191b6c592d00854762de62384a048/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftgiw.info%2Fimage%2Fparts%2Fbanner.png)