国立科学博物館(東京)では『インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン』が幕をあけました。 日本人考古学者にとって発掘・発見されたペルーの古代都市。 その国の名前を「シカン」と名づけ、30年にもおよぶ調査を続けてきました。 今展はその発掘成果を発表するとともに、素晴らしい遺物の数々を展示しています。 「黄金の都」といわれるだけあって、その考古品はとっても煌びやか。 1000年前となんら変わらない黄金色が2009年という今、こうして観られるのは貴重なことです。 さらに、この地域での発掘ではとってもユーモラスな造形の品が多く出土しています。 「シカン文化の遺跡で発見されるトゥミと呼ばれる儀式用のナイフ」をはじめとする描かれた神の姿など、キュートな生き物が描かれています。 こちらは死体袋。ですがこれまたキュートに見えるのは私だけでしょうか……? こちらはシカンポテト。なんでポテトなんでしょうか。 毎回、