先日のセミナーでも少し触れた、「Googleのコモディティ戦略」。インプレスからこのたび出版される「Google Chrome OSー最新技術と戦略を完全ガイド」の「戦略」の部分に共著者の一人として寄稿したのでここで紹介させていただく。 Chrome OSにせよAndroidにせよ、OSをGoogleが無料で提供するには深い意味があるのだから、それをちゃんと理解した上で、自社のデバイスに採用するかしないかを「経営判断」として決めるべき。「他のメーカーも載せはじめたから」とか「自分だけ乗り遅れたくないから」ぐらいな安易な気持ちで始めると、「実際やってみたら得をしたのはGoogleだけ」という結末になりかねないので慎重にすすめるべき。 2年ほどiPhone向けのアプリを作って来た結果、最近強く思うのは、テレビなどの据え置きがたの家電にアプリをダウンロードして走らせる、という発想自体が根本的に間
本日グーグル本社で「Chrome OS」の開発進捗を披露するイベントが開かれ、7月の発表以来ずっと言葉のコンセプトでしか知らなかったOSがいったい何者で、どういう外観で、どう仕組みか、やっと見えてきましたよ! 説明会では、ソースコードが公開になっただけだとグーグルも説明に躍起でしたけど、パブリックベータもずっと先になりそうだし、一般向けリリースは1年後でしょうね。 一応今回の発表の情報の前に、前から分かってる情報はこれ Google Chrome OSはオープンソースの軽量なOSです。「当初はネットブックがターゲット」で、「ユーザーエクスペリエンスはほぼ全部ウェブ上で起こる」、つまりGoogle Chromeは「Linuxカーネル上の新ウィンドウ・システム内で走る」、ウェブをプラットフォームとするOSなのです。 x86(Core 2 Duoなど)でもARM(全携帯搭載) のチップでも動き、
MSとグーグルのシェア比較 【ニューヨーク=丸石伸一】IT覇権をめぐるマイクロソフト(MS)とグーグルの争いが、激しさを増している。グーグルがパソコン用基本ソフト(OS)への参入を発表し、主戦場はMSの「本丸」に移った。迎え撃つMSは、グーグルの牙城(がじょう)・ネット広告に攻勢をかける構えだ。 ■MSは「7」性能に自信、グーグル「クローム」は無償 「これまでも無償OSと戦ってきたが、ウィンドウズ7こそが最高のOSだ」 MSのクリス・リデル最高財務責任者(CFO)は23日の09年4〜6月期決算の電話説明会で、グーグルのパソコン用OSについて聞かれて、こう明言した。「無料・公開」を売り物にするグーグルの新OSへの対抗意識と、OS市場を圧倒支配してきた「巨人」の自負がにじんだ。 MSは今年10月、パソコン用OS「ウィンドウズ・ビスタ」の後継として「ウィンドウズ7」を発売する予定。処理
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