米国に来て最初にカルチャーショックなのは、決して日本よりも自宅のネット回線が速くないこと。日本の都市部であれば光ファイバーに契約できる。ベストエフォートながら100Mbpsの回線を自宅やマンションで利用できるようになっている。しかし、米国で現在住んでいる場所では、6Mbpsが最高速のAT&TのDSL回線しか契約できなかった。そして雨が降るとどうも回線が不安定になる。 もっと条件がいい回線を使えるユーザーももちろんいるはずだが、いまだにこんな環境で「よくぞNetflixやHulu、iTunesなどのHD映画配信をサービスインしよう」と考えられるなと感心してしまう。もちろんインフラとサービスやコンテンツを分離して考えているからこそ、サービスを考えるスピードも速く活発な投資も起きるのだろうが、ユーザーは興味を示しても、サービス提供者が考える使い勝手を実現するのはほぼ不可能なことも多い。 これは日