18歳のシンガーソングライター、阿部真央がついにデビュー! 初のアルバム「ふりぃ」には、彼女の才能の奥深さを感じさせるバリエーション豊かなナンバーが計10曲収められている。 今回ナタリーでは、そんな阿部真央にインタビューを敢行。歌手を目指した経緯や、今後のビジョンについて語ってもらった。10代とは思えないしっかりとした語り口を、以下のテキストから感じてもらいたい。 取材・文/もりひでゆき ——まずは阿部さんの音楽的な歴史について伺います。原点は小学校3年から始めたピアノになるんですかね? 音楽にちゃんと触れ始めたのはそこからですけど、歌を歌い始めたのは3、4歳ぐらい。おじいちゃんに演歌を歌わされて、親戚に「上手いね」って言われたんですよ。で、「あ、私は歌が上手いのか。じゃ将来は歌手だな」って(笑)。歌手になりたいっていう夢は、そこからずっと持ち続けていましたね。友達には、警察官になりたいと