ニュー・シングル“★”(ブラックスター)がリリースされ、9分57秒の大作を映像とともに満喫した人も多いだろうが、 試聴会でアルバムを全曲を聴いた! これは想像以上に素晴らしい作品‼ 『ザ・ネクスト・デイ』での10年ぶりのシーン復帰がよすぎて、そんな奇跡は何度もありえることではないだろうと思っていたのだけど、いやあ、びっくりした。 星を連れてくる時のボウイは、やっぱり一筋縄ではいかないのだ。 一番驚いたのは、エモーショナルで生々しい肉体性を持ったサウンド、その迫力と斬新さ。 ダニー・マッキャスリンの最高のサックス・プレイ(フルートも素敵…)を筆頭に、 新進気鋭の若手ジャズ・ミュージシャンを起用した本作は、 エッジ―かつスリリングなサウンドがかっこいい! 楽曲やフレーズはここ最近の、あるいはベルリン時代から“アンディ・ウォーホール”に至るまで 随所にボウイらしいメロディやフレーズが飛び出すが、