Hatena ID is an account used for various Hatena services.
評価:★★★☆3つ半 (僕的主観:★★★3つ) 最終回を昨日視聴終了。終わり方はとても良くて、ぐっときました。いい話だったなー。最後は、妙に物悲しく、、、しかも希望が持てて。 うーんとね、講評を言うと、「期待を裏切らない」話だった。というか、最初の頃から想定している仮説通りだったし。まさに思った通りという感じ。ブログの過去の記事を読んでくれれば、 1)この作品が、並行世界のからの脱出の一類型で「謎解きをしながらこの世界の秘密を探る」という部分 と 2)読者の感情を揺り動かす「報われなかった悲劇」を、完成されたエピソード毎に示す という二つの構造から成り立っていると考えられると思います。 この系統のオチを考えた時に、あまりメタ的にひねることをしなければ、非常に単純すぎるけれども「報われなかった悲劇」を「自分の中に受け入れる」ということと、そのご褒美として、「もう一度人生をやり直す(=別人だけ
『Angel Beats!』/感想/第13話「Graduation」 「ありがとう」(立華奏) 『Angel Beats!』第十三話「Graduation」のネタバレ感想です。何だかんだ言って、毎週欠かさず見ておりました。この三ヶ月間、楽しかったー。 ◇ 「だって、私は「ありがとう」をあなたに言いに来たんだから」(立華奏) これは驚いたと同時に、なるほどなと納得。悔いを残していないはずの音無がこの世界にやってきた理由は何か?という疑問に、答えているですねこれ。前半の「この世界」の謎(=神はいるのか、いないのか)を追うというテーマから一転して、後半は自分の人生を受け入れるというテーマに移行するんですが、そうであるならば、未練がない音無がこの世界にいるのはおかしい。それを聞いた日向は「おまえやっぱ特別だったんだな、すげー」とマブダチっぽい反応を見せてくれますが、真実はもっと残酷で。 音無に未練
これはなんとも泥くせぇなぁ……今までどこか無味無臭さを感じていた音無だったのだけど、どろどろのラストがすごく良かった。 そうよ……こういうのが見たかったのよ。今までの善行やら建前やら信念やらがすべて剥がれ落ちて霧散する刹那の感情の発露に痺れる。戦線の一人一人を見送るということ。決して二人で「卒業」などできない、皆がそれぞれ自分自身の自分のために卒業する「卒業式」。そこである意味”卒業”できなかった音無の泥臭い恋の物語に感じ入るものがあった。 というわけでAngel Beats! 最終回。どうやら巷では賛否両論のラストだったようですが。ここで少しAngel Beats!の全体像を俯瞰したぼくの雑感を書きなぐってみたいと思います。 死んだ世界戦線の11話までの軌跡と12話という転換点 ――死んだセカイとアンチテーゼとしてのゆりの個人の物語 今までこのAngel Beats! という物語を静かに
アニメを語る際によく用いられる軸には「面白い-つまらない」「好き-嫌い」の二つがある。@simada_netさんは、全てを語り手の体験等のもとに引き受けるかのような後者の語り口に比して、終極的かつ投擲的な前者の語り口に抵抗感を覚えた。果たしてアニメを語る際に客観的な物言いは排除されるべきなのかがまず問われ、私@rasiel9713が固執する「レビュー」と構造主義的だったり分析的だったりする「批評」という二つのスタイルの差異が徐々に明らかにされていく。このプロセスは多くの人々を巻き込んで、アニメ語りというものがどんなものか、そしてどうあるべきかという根本的な疑問をさらに膨らませるのだった。変曲点としての@kain1173さんの発言にも注目されたい。
白潟(入渠中) @_imaki AB!#1。面白かった。どちらかといえばラジオドラマで聴きたかった気もする。青春アドベンチャーとか。言い換えれば、情報量は貧しいほどよい。 白潟(入渠中) @_imaki 「あたしたちがかつて生きていた世界では、人の死は無差別で、無作為に訪れるものだった。だから抗いようもなかった」。この時点で変なのだ。われわれの生きる現代日本とはつまり、人の死とは(かなりの程度までは)自己責任ゆえに合理的に訪れるようなものである、という信憑に基く社会ではないのか。
序 そんなわけで。新海誠著「小説版・秒速5センチメートル」の感想。この小説版は、同監督のアニメ映画「秒速5センチメートル」を元に、アニメ版を観ていなくても読めるように作りつつ、相互補完的な内容にもなっている。非常に自分好みな文体で書かれていて嬉しかった。これからは作家としての新海誠にも期待したい。 本作品には特別な思い入れがあるのだけれど、それはまた項を改めて書こうと思う。このエントリでは、作中に出てくる一つのキーワードに着目した感想を手短に述べることにしよう。 たった一つの言葉 僕が最初に「秒速5センチメートル」アニメ版を観た時、最も印象に残ったのが以下の台詞である。 「貴樹くんは、きっとこの先も大丈夫だと思う。ぜったい!」 これは、第一話「桜花抄」で貴樹と明里が別れる際に明里が告げた言葉だ。この言葉は、形を変えて第三話「秒速5センチメートル」に再び現れる。山崎まさよし「One more
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』BD & DVD発売! ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.【初回限定版】 [Blu-ray] キングレコード 2010-05-26 売り上げランキング : 1 Amazonで詳しく見る by G-Tools 先週にリリースされた、ヱヴァ破。 待望のメディア化でした。ぼくも発売直後に、友人宅で鑑賞会をして盛り上がっていました。 友達とワイワイ突っ込みを入れながら観るという体験は、劇場ではできなかった楽しみ方です。 実際にそんな「実況プレイ」をやってみてわかったことは、こりゃあやっぱりオタクにとって凄く面白いエンターテイメントなんだな、ってこと。 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (EVANGELION:1.11) [DVD] キングレコード 2009-05-27 売り上げランキング : 46
Angel Beats! 公式サイト - アニプレックス AngelBeats! を叩くな:【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´) とうとうKEYがアニメ業界に直接乗り込んできたってことで話題の『Angel Beats』。派手に叩かれてるみたいですねえ。 色々批判の内容読んでみたんですけど、すっごい既視感が。最初はTwitterでこんなことつぶやいてたんですが…… これ、違いますね。真逆だ。いま大いにまき起こっている批判は過去に何度も繰り返されたKEYに対する批判そのものなんだな。だから以前何度も見たことあるような内容に思えて、「今更」感を感じてしまったわけだ。 ↑の発言した後にすぐ「そりゃ初見ならそう思うだろうし、今更とか言われても困ると思うよ」って突っ込みが入ったんだけど、まったくそのとおり。ファーストコンタクトの人への配慮にかける老害的な発言は良くないね。 と、いうことはつまり
@shinkai32 ネルフに呼ばれたシンジは、エヴァに乗れという親父の要求を、ミサトとリツコの圧迫にもめげず拒否する。その理由も「これまで見捨ててきたくせに、今さら協力しろなんて身勝手すぎる」という、しごく妥当なものだ。年齢を考えれば、シンジはむしろしっかり自分なりの意見を持った少年なのである。 @shinkai32 この場面のリツコとミサトのやりとりは繊細かつ秀逸。シンジをエヴァに乗せるというリツコに対し、ミサトは「マジなの…」と動揺。私人としての彼女は、リツコの要求が無茶であることを知っている。だが数カット後、助けを求めるようにミサトの顔を見上げるシンジに、彼女は「乗りなさい」と冷たく指示
泉信行 @izumino エンジェルビートがよくわからなかったらしいので、明日の関西は 「なるほど、わかった」と言えた人が勝てるというゲームですね 2010-04-03 02:59:53
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
ちなみにネタバレなので、見ていない人は読まないでくださいね。2回目の人推奨です(笑)。 ■前向きなシンジくんの物語である「序」を受けて 本当に話したいことの核心は、あまりにネタバレなので、まずは周辺部から話してみたいと思う。今日金曜ロードショーで「序」を見直したんだけれども、最初に見た時の感想が非常に正しかったのを思い出した。「序」は、その映像は素晴らしいけれども、テレビシリーズの総集編である域を出ず、僕は本音のところでは「なーんだこの程度か」というふうに思ったものだ。 しかし、何かが違う!。それは、当時海燕さんも言っていたが、総じてこの「序」は、碇シンジくんが「前向きだ」ということを評した感想が多かったことが、まずもって一番に挙げられるだろう。僕の友人は「逃げてばかりいたシンジ君が大人になっていて、ちょっぴり好きになった」と言っていました。概ね、誰もがそう思ったと思う。あくまで「ちょっぴ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く