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レビューと家族に関するhighcampusのブックマーク (4)

  • ASTATINE:「腐り姫」評。

    "And I look again towards the sky as the raindrops mix with the tears I cry." ―――エロゲーで吐き気がした台詞がある。 「あたしも、樹里とおんなじだ・・・。」 (---潤,“参照”した時は七週目・・・だったと思う) ―――正直、吐き気がした。萎えるとかいうレベルではなく、この場面で快楽を覚えることを、倫理的に拒否しようとした自分がいることに気付く。気で気持ち悪い。しかも、その「気持ち悪さ」は、結ばれた潤に対してではない。主人公・五樹の実妹、この台詞が指している樹里でもない。この瞬間、この物語「腐り姫」が描こうとした主題・・・なんで、この物語が「近親愛」をテーマに、執拗に義理家族の近親相姦を描いたのか?・・・その意味が、「潤が自分を樹里と同じと見做す」ことによって、きりこ・夏生・芳野・蔵女・潤・樹里の線―――その

  • レビュー:ドラゴンクエストIX 星空の守り人 [後日談]

    2009年7月、私はドラクエ休暇を取り、ついでに実家へ帰って両親に『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』をDSiとセットで贈りました。かつてファミコンを嫌った母が受け入れてくれるかどうかが心配でしたが、結果オーライ。両親の初めての「冒険」がはじまりました。 レビュー:ドラゴンクエストIX 星空の守り人(2009-07-14) 冒険初期の様子をまとめたレビュー記事は多くの方に読まれました。その後の展開を期待するご意見もいただきましたが、私は3日間でエンディングに到達して実家を離れてしまったので、その後の様子をリポートすることはできませんでした。 この正月、私は実家へ帰り、母とすれ違い通信してみました。父は、祖父が脳梗塞で倒れたため、看病のため千葉県を離れて故郷の愛知県へ行っていましたが、両親は12月にすれ違いをしていました。DQ9ではすれ違い通信をすると、お互いの戦歴が交換されます。母のDS

  • レビュー:ドラゴンクエストIX 星空の守り人

    下手な小説だと思って、読んでください。 1. 「ドラゴンクエストIX」が7月11日に発売された。ワイヤレス通信により「ひとつの世界」で最大4人まで自由に冒険できるという新しい機能を引っさげて登場したニンテンドーDS専用のコンピュータRPGだ。 父が定年退職して6年、延長雇用も終了して約1年になる。しかし年金がもらえるのは、まだ先。しばらくは庭いじりなどを頑張っていたが、母と違って草花を育てる方面ではなく土木工事系の「庭いじり」が趣味なので、毎年繰り返すようなものではない。予算の都合や、花を育てている母との折り合いもある。早々にやることが尽きた。 幸い、町内会長を引き受けた経験のある父は(誰もが「私なんか……(音:面倒くさいから嫌だ)」と尻込みするのにいらだち、家を出る前には母に立候補をきつく止められていたにもかかわらず、気が付いたら手をあげて町内会長になっていたという)、町内会の麻雀サー

    highcampus
    highcampus 2010/03/23
    Nice entry./イイハナシダナー/"父の稼ぎは「サラリーマンの平均世帯収入」の4~7割くらいだったが、母が収入を「少ない」といったことは一度もなく、子どものそのような発言も決して許さなかった"
  • 物語の見る夢 - 仮想算術の世界

    ここ二日はひたすら『リトルバスターズ!』をやりこんだ。正直前半の時点では、Key&麻枝というブランド名の上にのっかっただけの凡作と思っていたのが、後半の怒濤の急転直下によって、あっさりその浅はかな思いこみは粉砕。度肝を抜かれたというか、まぁマジですごいです。 * 今回はネタばれ回避のためにも、ちょっと搦め手から書いてみよう。そもそもテーマ的にいうと、90年代の日のエンターテインメントというのは、総じて「学校」に対して強いこだわりを見せていた。これは漫画でも小説も同じことだし、初期のノベルゲームもその例外ではない。その理由は、90年代に少年犯罪が頻発し、「学校」の周辺に物語の磁場が強く形成されたということもあるが、それ以上に、そもそも学校という組織が、ともすれば虚構の相貌を覗かせたがる不気味な世界だったからだ。 たとえば、学校の教室はどれも同じつくりをしているのに、クラスが違えばまっ

    highcampus
    highcampus 2010/02/19
    リトルバスターズ!/Key/ONE/"麻枝にせよ、村上にせよ、彼らは物語の見る夢に賭けたひとびとだ。そして、もっとも大切なことは夢のなかで語られる、ということを信じている"
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