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生物と日本に関するhighcampusのブックマーク (3)

  • ヒガンバナの民俗・文化誌

    何処で初めてヒガンバナを見たのか、その名を覚えたのは何時なのか、残念ながら少しも記憶に残っていない。とはいえ、小学生になったころには、すでにこの植物を知っていたことはたしかだ。昭和19年の秋、日帝国海軍牧之原飛行場を襲ったグラマンの1機が、対空砲火に被弾し、豊かに実った稲田に墜落炎上した。散乱した機体と黒焦げの肉塊と、それらを取り囲んだ、燃え盛る火のように赤い畦道のヒガンバナが、いまも脳裏に焼き付いている。 もちろん、このような特異な状況での出会いはこのとき限りである。戦いに敗れた後の、平和の訪れた日では、秋の彼岸が来るごとにヒガンバナは何事もなかったように咲いた。黄金色の稲穂の波打つ水田の際や、村のはずれの古寺の参道や、小川の土手などに、まるで篝火を連ねたようにこの真紅の花が咲くと、日列島は秋霖の季節を迎えるのである。 とはいえ、水田耕作が機械化され、畦や農道が改修され、市街化が進

  • 僕がオオカミ再導入を支持しないわけ - ならなしとり

    外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 オオカミ再導入という話があります。簡単に説明すると、増えすぎたシカ、イノシシなどをオオカミを使って個体数をコントロールしようというものです。まあ生物農薬とおんなじ理屈です。 結論から言うと、僕はこのオオカミ再導入を支持していません。仮に認めるとしても、その優先順位はかなり下のほうに来るとも考えています 支持しない理由の一つは、再導入を推進する人たちが自分に都合の悪い情報は無視しているからです。たとえば彼らの著書「オオカミを放つ」では参考文献に「日人とオオカミ 世界でも特異なその関係と歴史」が挙げられていますが、その中にこういう記述があるんですね。 以下引用 P66 信州の狼害は、「信州高島藩旧誌」のうち、元禄15年(1702)5,6月、二人の藩士が描いた手記に出ている。

    僕がオオカミ再導入を支持しないわけ - ならなしとり
  • 京都の桜プラス(ちょっといやな)アルファ - 沙東すず

    京都の桜は先週末がいちばんの見頃だったようです。これから菜の花やレンゲなどを見に行くのもとても楽しみなのですが、ソメイヨシノの豪華さはやはり圧倒的ですね。 みんな大好き哲学の道の桜。地元人の特権を生かして早朝に来て撮ったのですが、日中の人出はこんなものじゃない…。 哲学の道沿いに多く植えられているミツマタの花。和紙の原料になる植物だそうです。日銀行券はすべてこの木からできているとか。 しかしまあ花の密度も高いけれど人の密度も高いので、今更おすすめされても…という感じだと思います。 わたしが春の花を楽しむなら、鴨川の上流にある賀茂川か高野川の河川敷です。三条大橋や四条大橋のあたりにも桜はあるけれど、にぎやかな界隈なので等間隔に並んでいるカップルをはじから蹴落として歩くなどの趣向を加えたほうがよさそう。 と思ったらここにもカップルが!ベンチの丸みに背中をそらす運動をせずにはいられないご様子!

    京都の桜プラス(ちょっといやな)アルファ - 沙東すず
    highcampus
    highcampus 2008/04/09
    桜は日本の心だ。嵐山の桜も綺麗。
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