http://d.hatena.ne.jp/nanari/20071020#p1 『姉しよ』の話を持ち込むと話が面倒になるのです。「姉」てのは「妹」や「母」からの離脱の思惑がありまして。 『姉しよ』のスタッフが姉の次に取り上げたのはツンデレで、次は執事。これは基本的には男の子保護の保守反動の流れになります。ツンデレはキャラクターの内面や奥行きを徹底的に排除してったノベルエロゲのヒロイン像に外付けで内面を与え、それを回収する形。執事は言うまでもなく「家」「格式」「伝統」を請け負う役割。執事バトルエロゲとか零落マッチョの窮みを突っ走ってることだし、血気盛んな人たちが叩くのはこっちだろと思いますが、さておき。 『姉しよ』のライターは割と誠実なほうで。ノベルエロゲの男性主人公は構造的に絶対にヘタレになるしかないにもかかわらず、エロゲマの声としてヘタレ主人公が嫌だという声がなぜか大きいのを受けて「ヘ