編集部☆です。 この編集部ログに作家の先生をお招きする思いつき企画、 『ガガの部屋』、なんと好評につき第二回です! 発売を明日に控えました『寄生彼女サナ』砂義出雲先生、二回目の登場。 さらに、いろいろ聞いちゃいました。 それではどうぞ~ ――イマジナリー・フレンドという言葉がある。 孤独な魂が飢えた獣のように他者を渇望する余り、想像で産み落とした友人のことである。 作家というのは孤独な職業だ。 かくいう俺も、些か孤独に生き過ぎてきた。 その結果、イマジナリー・フレンドどころか、イマジナリー・NY西87番街の街を歩き、イマジナリー・トレンチコートで風を切り、イマジナリー・タンドリーチキンを食らい、いつしかイマジナリー・ボロアパートに帰るようになっていた。 夜空を見上げれば、イマジナリー・愛犬ペロがイマジナリー・月に吠える。 その光景に、俺はイマジナリー・微笑を浮かべる。 ふと携帯電話を見ると