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ブックマーク / pub.ne.jp (2)

  • 志村建世のブログ: 働かざるもの食うべからず

    「働かざるものうべからず」とは有名な言葉だが、最近どうも妙な使い方をされているような気がする。「自己責任」を強調する文脈で理解している人が多いようなのだが、日の近代史の中で考えるなら、ほぼ正反対の意味で使い始められた言葉なのだ。 これは共産主義者が資家を攻撃するときの決まり文句の一つだった。自らは額に汗する労働もせず、美と談笑をしながら労働者を搾取する契約書にサインする悪徳資家というイメージである。戦後の労働運動が高まった時期にも、間違いなくこの文脈で使われていた。労働歌に出てくる「全一日の休業は 社会の虚偽を撃つものぞ」といった歌詞にも、その雰囲気は表現されている。 そもそもこの言葉は新約聖書のパウロの言葉で、それをレーニンが引用したことから社会主義者が使い始めたようだ。だから「働かない者が貧乏なのは自分の責任だから、助けてやる必要はない」という思想とは無縁のものである。レ

    highcampus
    highcampus 2011/12/17
    レーニン
  • breakfast: エロゲとラノベの違い

    昨夜は暇つぶしにラノベを読んだら、思わず徹夜して読んでしまった。これでラノベを一晩で読み終えたのは、人生で二回目だよ。 ラノベの威力を考えてみると、自然とエロゲに行き着く。正確にはギャルゲーと言うべきなのかもしれないが、いずれにしろ読んでいる際の面白さは、ラノベとエロゲは似ている。例えば一般的にラノベと言われるもの(女性向けではなく男性向けに売られているスニーカー文庫とか)を読むと、最近の傾向と言うのもあるのかもしれないけれど、必ず男の主人公に女の子が集まってくるという構造がある。これはエロゲの構造と似ているだけではなく、エロゲと同じような体験をもたらすのだと思う。 昨日『ピーチガーデン』を読んでいて思った。この小説は主人公が女の子に囲まれてうはうはするラノベだけど、最初は「小説なんだから何らかの設定がきちっとあって、最後にちゃんとまとめて終わってくれよ」と思うものなんだけど、私はいつの間

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