年始から「書評ギョーカイ」では、なんかラノベだか漫画だかの編集者が褒めてほしいとか叩くのは迷惑だとか甘ったれたことを言うて、アマチュアのネット書評は有益か、叩きは許されるのかとかいういつもの話題が繰り返されておるわけです。 当たり前のことを確認しましょう。 受け手と作り手の利害って、究極的には一致しません。企業と労働者、政府と国民、企業と顧客、なんでもそうですが、「パイが大きくなる」イベントからはともに利益を受けるけれど、お金のやりとり自体は「ゼロサムゲーム」です。 ともにジャンルの発展・良作の充実を目指す点では同志ではあっても、作品が市場に出てしまえば真剣勝負なのです。そこに馴れ合いはいりません。 売り手は駄作でもなんでも売れば(金銭的には)得するけど、客はハズレを引けば幾ばくかの金と時間とハッピーを確実に失うのです。作家や編集者が迷惑しようが、読者同士は趣味の合わない作品や駄作を回避し
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