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ブックマーク / pub99.hatenadiary.jp (24)

  • 天気の子 雑感 - ここにいないのは

    初日・2日目とどうしても外せない用事が重なり、公開3日目の朝一にIMAXで観てきました。 ネタバレ回避が大変でしたが逆にそうなって良かったかな、と。 と言うのも映画の幕が下り、劇場を出たのがAM11時半ば。窓の外を見れば、雲を湛えるけれども明るい空。 観終わった後に今ここに在る空を確認する手続きとしては夜空よりも相応しいものでした。 そんな訳で新海監督の新作なのでした。 www.youtube.com 記録的に雨が降り続ける東京で、閉塞感に耐え切れず島から家出してきた少年が祈れば晴れを呼び込む少女と偶然出会い始まる、ひと夏の冒険記。 いつもような映像と音楽と演出の美しさと妙味――独自の作家性から生み出されて精度高くコントロールされた映画であり、自分の心の奥深くに抱く原風景へと強烈に届く作品になっていました。 どんな作品でもそりゃ大なり小なり良きにせよ悪きにせよ心を動かすのですが、現代日

    天気の子 雑感 - ここにいないのは
  • 少女たちは荒野を目指す 雑感 - ここにいないのは

    しがらみとかクリエイティブ魂とか社会性皆無のコミュニケーションとか面倒なことには事欠かず、でも最後には才能と実績がものをいい、売り上げという目に見える形で結果が出る。そして当たれば金のリターンはデカい。たとえて言えば目の前にあるのは荒野で、何も得られず、何もかもを失うこともあるのだった。それでも、何かを求めて少年少女たちは動き出し、エロゲを作っていく――。 そんなこんなのエロゲ作成を扱ったADV。シナリオ:田中ロミオ、原画:松竜と、企画が発表された時にはクロスチャンネルコンビの再結成で話題になったのは記憶に新しいです。 業界の闇をカジュアルに――たまに黒過ぎでドン引きですが――書かせては田中ロミオの右にでるものがいないので、人選としてはほぼほぼ完璧だったのではないでしょうか。 さて、エロゲ作成を扱った過去の名作にこのような台詞がありました。 アタシには、アンタを連れて行く覚悟がある。 アン

    少女たちは荒野を目指す 雑感 - ここにいないのは
  • 星織ユメミライ 雑感 - ここにいないのは

  • Crescendo FullVoiceVersion 感想 - ここにいないのは

    3/14 冷静になってみると、褒め過ぎたのでちょいと修正。 感想 評判の良いこの作品に対する私のファーストインプレッションはあまり芳しいものではありませんでした。ですが、最後の最後、姉のあやめアナザールートでこりゃあ凄い名作だと力づくで納得させられました。 以下その感想となります。 絵は線の細い少女漫画風で、BGMはクラシック・ジャズ(ラグミュージック)が使用されています。それらが相まって独特の静かな雰囲気を作り出しています。 文章は完璧に三人称小説の文体となっています。主人公と他の登場人物の心情描写が分け隔てなく挿入されますし、単語の選択も端麗で、一般的なエロゲの文法とはかけ離れています。時折鼻につくほど表現がくどいことがありますが、読むように引き込まれる力がありました。ただ登場人物たちの行動の意味を全てを言葉で表現する癖があり、そのため誤解のしようがなく良いかも知れませんが、もう少しプ

  • 相州戦神館學園 八命陣 雑感 - ここにいないのは

    以下、愚痴。 大正十二年、九月一日 此処ニ我ラノ勝利ヲ誓ウ 柊 四四八 往々にしてというか、当然のようにというか、バトル物における戦闘では勝利を目指されます。そして勝利の先に目的や理想が待っています。逆に言えば目的や理想を叶えるためには勝たねばなりません。ここで、目的や理想は何か、勝負方法は何か、そして勝利の条件とは何ぞや?などが問題となってきます。個々の作品ではそれぞれに趣向を凝らされますし、それ事態の描写にも手塩をかけられます。 nitro+の物語の良点として"ライバル的存在を、主人公・ヒロインどころか、サブキャラクターに至るまで配置し、これらを常に物語上で戦わせました"と指摘したのはASTATINE:「塵骸魔京」評。です。正田シナリオ前作の神座万象シリーズでもその傾向は非常に強かったですね。対になるキャラ同士は戦闘方法も弱点も理想も組み合うようになっていました。その相克及び止揚により

    相州戦神館學園 八命陣 雑感 - ここにいないのは
  • ゼロ・グラビティ 雑感 - ここにいないのは

    ハッブル宇宙望遠鏡の修理ミッションに参加した女性科学者がデブリに襲撃され、衛星軌道上に投げ出された――という内容。 着の身宇宙服のみで放り出された極限の状況下でいかにして生き残るか、というシチュエーションにひたすら淫して展開されます。残存酸素9%の宇宙服で、体制維持できず回転したまま宇宙の藻屑になりかける冒頭から掴みは完璧。壊れたスペースシャトル、壊れたISS、発進しないソユーズ、90分ごとに遅りくるデブリ群――息をついたと思ったら、即座にまた命を懸けた緊迫した場面に追いやられます。観ていて心が揺さぶられて疲れる程に、極上のアトラクションでした。 難点としてはよくもまあ何度もぎりぎり摑めるものだとか、よく考えると地味だとかあります。おそらく見るたびに魔力は落ちていくでしょう。ただ、初回一見の見事さに酔いしれたのは幸せでした。 なお、この映画映画館の大スクリーンで観ることを切にお勧めします

    ゼロ・グラビティ 雑感 - ここにいないのは
  • おすすめSF小説15選 - ここにいないのは

    何か機運っぽいので選んでみました。こういうものを書く度に言っていますが、選ぶ過程で自分が超楽しいのが重要です。 選んだコンセプトは『これは凄いものを読んでいる』と思った作品です。 天の声 天の声・枯草熱 (スタニスワフ・レム コレクション)posted with amazlet at 13.05.11スタニスワフ レム 国書刊行会 売り上げランキング: 244,125 Amazon.co.jpで詳細を見る 宇宙からのメッセージらしき情報をえんえんと解析し仮説を立て続けるグループの学者が発表したレポート形式の小説。徹底的に理詰めで天を追い詰めていくのに、頭の中をぐるぐるにされた。 虎よ、虎よ! 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)posted with amazlet at 13.05.11アルフレッド・ベスター 早川書房 売り上げランキング: 22,677 Amazon.co.

    おすすめSF小説15選 - ここにいないのは
  • ハピメア 雑感 - ここにいないのは

    ※ポエムでネタバレしていますので注意。 - 物語の始まりは子供3人が眠る部屋。家族ぐるみで旅行に行った先、兄妹と幼馴染みの3人が並んで眠っている。 妹と兄とが持病の夢遊病により扉を開けて森の中へと彷徨ってしまう。 帰ってきたのは、兄一人。妹は発見されなかった。 そこから兄の中で夢と現実とが混じり合っていく―― ほぼ現実のような実感が強すぎる明晰夢により日常生活が阻害されている主人公・内藤透。透は不自由にしながらも何とか生きてきたのですが、亡くした妹が夢に出るようになってから夢に"再び"とらわれようとします。 そこに関わっていくヒロインが4人居て、それぞれのエンディングへと向かうのですが、この文章ではほとんど触れません。ひたすら妹・舞亜に関して述べていきますので、どうぞよろしく。 さて、舞亜。 薄い色の髪と貧乳のボディをし、ゴスロリの服を着て、人を小馬鹿にする性格の小悪魔系の実妹です。確かに

    ハピメア 雑感 - ここにいないのは
  • ジャンゴ 繋がれざる者 雑感 - ここにいないのは

    評判が良いので観たのですが期待以上に良かったです。 タランティーノでマカロニウエスタンと言うことで、まずバイオレンスさを堪能しました。撃たれたリアクションで人体や物品が破壊され、重い効果音が響く――という基を忠実かつ誇大に画面にしており、結果として銃の破壊力が如実に伝わって来るようになっていました。お腹にがっつり来ましたね。 ストーリーも明快で痛快な復讐劇であり、引っかかるところはありませんでした。「Django、D is silent」といった名乗りの格好良さとか、マカロニウエスタンのお約束に沿って展開しておりにやにや楽しめます。 復讐がマクロ<奴隷制>とミクロ<ジャンゴ>両方から見てのカタルシスになっているとかありますが、そこまで気にしなくてもいいんじゃないですかね。 そして何より、フェチぃ絵の作りに大満足でした。最初のあたりで、買われると決められた黒人奴隷のジャンゴが今まで羽織って

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  • 黄雷のガクトゥーン 雑感 - ここにいないのは

    初めに 時は20世紀初頭、海上学園都市マルセイユに史上初の転校生がやってきた。ニコラ・テスラ、72歳と名乗った彼は宣言する。 【テスラ】マルセイユ洋上学園都市10万の学生諸君。 運命に呪われたお前たち、全員。 ――私が、この手で、救ってやる。 そのための一歩として、学生達の悩みを解決する思弁的探偵部を設立した。ただでさえ騒がしい学園都市は更に騒がしさを増していく―― という感じの内容。章立ての構成で、1章内であるサブキャラにトラブルが発生し、依頼が探偵部に来て、それを解決しに行くというのが基は繰り返されます。通してみれば、膨大な数の学生が社会を形成している学園都市の大騒ぎを描きつつ、闇の結社"西インド会社"に反抗する孤高の"正義の味方"を取り上げたヒーロー物となっていました。学園都市・ヒーローのどちらにおいてもスチームパンクならではの趣向が凝らされていました。それでは各要素毎に簡単に触れ

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  • 2012年美少女ゲームベスト - ここにいないのは

  • 月に寄りそう乙女の作法 雑感 - ここにいないのは

    女装物として 公式ホームページを見れば判りますが、作は美少年が女装しメイドとして女学院に通うという内容でして、ジャンルは所謂一つの女装物というやつです。 女装物は一定以上の市場があるらしく、エロゲでもそれなりの数の作品が出されています。主流は(1)使用人=メイドとして女学院に入学しハイソな美少女らに気に入られる、(2)一生徒ととして女学院に入学し一番の人気者になる、の2パターンに分けられる気がします。参考までにErogameScapeのPOVをば→POV「女装もの(女装ネタ)」 ErogameScape-エロゲー批評空間- 正直、個人的にはぴんとこない分野です。バれるだろうという野暮な突っ込みは兎も角として、男が想像した"男の知らない女だけの友愛"から、隠されていた性別が判明した揺れ動かしで男が望む恋愛へ昂揚していくタイプは何とも受け入れにくいところがありました。 ただ"美少年の女装"に

    月に寄りそう乙女の作法 雑感 - ここにいないのは
  • 翠の海 雑感 - ここにいないのは

    主人公は記憶をなくして森の中で眼を覚ます。森を抜けたら湖があり、そこで少女と出会った。彼女は手を伸ばしながら、告げる。 いらっしゃい、私たちの楽園へようこそ。 そして深い森に建てられた洋館で同じように記憶をなくした少年少女たちとの共同生活が始まる―― という感じの冒頭。以降、集った少年少女の共通点、屋敷暮らしのルール、屋敷の見取り図などがテンポ良く語られます。 ――全員記憶を失い、ここにいる。 ――21時-翌7時まで部屋から出てはいけない。 ――キッチンに入っていい人間は限られている。 ――中庭の鍵を持つ人間は限られている。 ――森の外には、決して出られない。 全てが出揃ったところで、屋敷内での幸せな生活が繰り広げられることになります。好きなように勉強でき、好きなように運動でき、好きなように音楽が出来る時間。子供たちや同年代との騒がしいながら育んでいく心の交流。 穏やかであり、最初に述べら

    翠の海 雑感 - ここにいないのは
    highcampus
    highcampus 2012/08/07
    あれ、これは
  • この大空に、翼をひろげて 雑感 - ここにいないのは

    グライダーでモーニンググローリー(参考)を目指す少年少女たちを描いています。具体的に言うなら、 【依瑠】「鳥が飛ぶ理由はわかりました。 黄金の時間もみつけました――つまり」 普通の人が吐くには気恥ずかしすぎるであろうそんな台詞を、臆面もなく先輩に伝える。 わたしがこの部活を通して、手に入れたもの。それは。 【依瑠】「青春、見つけました」 青春という、貴重な熱量だ。 要は、こういう話。 エネルギーが余って余ってしょうが無い時期に、目的という火をつけられて、どんどんどんカロリーを消費していく様をこれでもかと見せつけます。走りたいから走るんだし、作りたいから作るだし、飛びたいから飛ぶ――どうしようもないやむにやまれぬ衝動によって駆け抜けていくのに少しでも共感したなら、堪らない共感覚が体中を奔ることでしょう。 敵など無く、ライバルもおらず、ただ自ら努めて知識と技術と訓練により"飛行"に向けて磨き上

    この大空に、翼をひろげて 雑感 - ここにいないのは
  • いろとりどりのセカイ 雑感 - ここにいないのは

    【真紅】「お前の明日が、今日よりもずっと、楽しい事で溢れているようにと、祈ってるよ」 セカイは祈りで満ちています。幸せになる、という意志から発せられた祈りで。 作の主人公・悠馬には自分以外からは見えないし会話も出来ない魔法使い・真紅が常に付き添っています。真紅の力を借りることで、悠馬は人の痛みを肉体的も精神的にも癒すことが出来る能力を有しています。この真紅は悠馬としか話せないのですが、話し事が大好きであり、夜になり人目を気にせず思いっきり悠馬と話せる機会があると長話を毎回ねだります。もっともっと話そう、話そうと幸せそうに請います。そして真紅は話し終わった後に一日の疲れに眠る悠馬に対して毎晩毎晩一句をある程度変えながらも大筋では変わらない内容を祈ります。 ――悠馬が幸せになるように、と。 【真紅】「ああ。悠馬の明日が楽しい事でたくさんたくさん、溢れているようにって、祈っているよ」 では、幸

    いろとりどりのセカイ 雑感 - ここにいないのは
  • 神聖にして侵すべからず 雑感 - ここにいないのは

    はじめに 庭という街には王国があった。名はファルケンスレーベン王国。在りし日を忍ばせる優雅な宮殿と庭。住人は3名、女王と宰相と騎士。現在の女王の代の始まりは惑う女の子を前にした男の子の言葉だった。 隼人「僕が騎士で召使いで大臣で床屋だ!」 そして瑠波は女王様になった。 その夜、僕からこの話を聞いたかあさんは、 その場で、ここへ引っ越してくる決断をした。 こうして僕らは王国になった。 これはそんな小さな王国にまつわる物語―― という感じの内容。まず日の片隅に遠い外国の王国の続きがあり、なおかつ街に溶け込んでいるという設定が実に良かったです。女王/少女と騎士/少年が自転車で街中を御幸をし、街の住人が慕ってありがたがる――正しく字義通りに有り難がる、そんなゲーム内の風景を受け入れさせられたら、後はもう浸るしかありませんでした。 設定がそのように浮き世離れして確固としていれば、人物もまた同様に

    神聖にして侵すべからず 雑感 - ここにいないのは
  • 素晴らしき日々 雑感 - ここにいないのは

    感想 踏み込むと面倒そうなので、今回は簡単に行きます。 なお先に言っておきますと思い出補正ありで『終ノ空』が尖っていて素晴らしかったのに比べるとちょっと温くなっているかな、と考えていますのでご注意ください。 さて、内容を個人的にざっくりとまとめると、登場人物たちはそれぞれの素晴らしき日々に辿り着くために様々な問いを問い掛けられ或いは問い掛けて、迷って答えを出し――過酷な現実を乗り越えていくというもの。問いは死とは/生とは、在るとは/無いとはなど漠然としたものでありながら、各々の立ち位置に密着していていて、一層に答えるのに容易なものではなくなっています。 答え方もそれぞれと言っても条件は二つ。答えられないものに答えないこと、そして奈落を見ないように。そこでデッドラインとして働く彩名は『終ノ空』に引き続いて語り得ぬものとして健在です。 構成は章立てになっていて、Down the Rabbit

    素晴らしき日々 雑感 - ここにいないのは
    highcampus
    highcampus 2011/08/19
    "好きです。付け加えるならこんな彼女が作った毒ガスなら吸ってもいいと少しだけ思わなくもないぐらいには"
  • Rewriteから派生して読むと面白い小説10選 - ここにいないのは

    間口は広く、切り方もかなり多彩に成り得るのですが、取り敢えず10作に絞ってみました。……それを名目に好きな小説を並べてみた感もあるのですが、まあセレクションが古臭いは禁句で一つどうぞ。 超人 「理解」(テッド・チャン、『あなたの人生の物語』所有) 『人間以上』(シオドア・スタージョン) 上は拡張された認識による戦闘描写の極地の一つ。ロミオ作品の戦闘描写への物差しとして最適です。 下は超人でありながら人としての出来そこないたちが集合し起こりうる何かを書いています。参考までに。 認識の進化 『果しなき流れの果に』(小松左京) 途端、意識と認知が縦方向に引き延ばされる。 事象は縦割り。 時間は交差する非論理の流れだと知る。 俺はハシゴをよじのぼっていく。 高く、どこまでも高く。 山よりも空よりも高く、宇宙よりも時間よりも上… そこからは、万物が見えた。 (Moon【ミラクル大冒険】より) ……か

    Rewriteから派生して読むと面白い小説10選 - ここにいないのは
    highcampus
    highcampus 2011/07/30
    SF小説とか
  • ゴス道の乙女たち 感想 - ここにいないのは

    やや修正。 感想 一、常にフリフリをまとい。 一、群れは多くて二人まで。 一、僻み嫉みは当たり前。 一、欲しけりゃ、ごねる。根性で、得る。 から始まる母の訓えを守るゴスロリ少女エリカと、ゴスロリファッションの少女ばかりを狙った連続婦女暴行事件・通称『ゴス狩り』を調べる少年直都が出会い、共にゴス狩りを調べていくという内容。 ジャンルとしてはサスペンスに分類されるのですが、色々な所でイイ感じに箍が外れています。倫理なにそれべれるのと言わんばかりに、登場人物全員がともするとインモラルな行動に突っ走ります。 例えば、 「じゃあ……○○○○作戦、開始だ」 「いざ……○○○○……」 ○に入る4文字はご想像にお任せしますが(英語だとdisposal of the dead)、気持ち悪がりながら同時に冷静に行う様子はもう……。最中に口ずさまれる歌もセンスが栄えていて、そんじょそこらのB級ホラーも顔負けで

    ゴス道の乙女たち 感想 - ここにいないのは
  • 人間デブリ 感想 - ここにいないのは

    前置き 最初に、作は出来るだけOHPぐらいの前情報でプレイすることをお薦めします。 『媚肉の香り』が好きな方、CGが気に入った方etc、思い切って買っちゃってプレイしてみてください。たとえ序盤で躓こうとしても、我慢して進めましょう。詳しくは言えませんが、主人公を操ってプレイしているあなたよりも、そして主人公自身よりも、主人公を信じている女性がいます。その女性の存在を信じて最後までプレイすれば、綺麗な風景が現れますから。 付け加えると、作は極上この上ない年上ヒロインが居る清濁併せ呑んだ傑作となっています。 後は次の“絵&エロ1”まではネタバレがないので参考までにどうぞ。 絵&エロ1 絵は一目瞭然、非常に美麗です。等身大の女性の美しさという評価軸ではこれ以上ないぐらいのレベルでしょう。ヒロインは空とひかりの姉妹だけなのですが、どちらも魅力十分であり、目の前に現れる美女・美少女としては2人だ

    人間デブリ 感想 - ここにいないのは