極道・華房組が支配する町で暮らす主人公・佐伯悠真。平凡な毎日を送っていた悠真に、とうてい平凡とは言えない事件が降りかかる。狼人間や吸血鬼、アンドロイドに襲われて、逃げ込んだ学園の屋上で掃除機に乗って空を飛ぶ幼なじみに遭遇してしまったのだ。挙げ句の果てに人外の女のコたちと一緒に、創作料理部を作ることになってしまった彼の学園生活はどうなってしまうのか!? この作品の1番の特徴はと言えば、やっぱりそのシステムなんじゃないかと思う。本作ではヒロインキャラには好感度が設定されていて、その好感度によってシナリオが分岐していくことになる。ここまでは普通なのだけど、普通じゃないのが、シナリオの分岐の仕方。仮に好感度の最大値が100だとして、好感度を70までしか上げなかったとすると、70%の確率で該当キャラのルートに入り、30%の確率でバッドエンドになってしまうシステムになっている。多少選択肢をミスったとし